# 2021年はSaaS管理サービス元年だった

By [D41_FJ](https://paragraph.com/@d41-fj) · 2022-01-05

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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。昨年もスタートアップの資金調達・M&Aのご支援に加えて、SaaSの導入支援やコーポレートIT関連のご支援をさせて頂きました。

新型コロナウィルスの流行以降、多くの企業でZoomやGoogle Workspaceの導入をご検討、実際に導入される企業が増えてきているなと感じています。他方で、第5波の流行収束以降、テレワーク・リモートワーク体制を縮小される企業などもあり、今後の業務IT環境については、まだはっきりとした見通しがきかない部分もあるのも事実かなと思います。

SaaSの普及状況
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企業が業務で利用するSaaSは増えてきており、市場も大きくなってきております。

![出所：富士キメラ総研「2021 クラウドコンピューティングの現状と将来展望 市場編／ベンダー編」](https://storage.googleapis.com/papyrus_images/cecbe5494a6fd84406905e8c79bfe64b42af05aee4720ffd66460af967a4e76c.png)

出所：富士キメラ総研「2021 クラウドコンピューティングの現状と将来展望 市場編／ベンダー編」

![出所：メタップス（https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000072698.html）](https://storage.googleapis.com/papyrus_images/20a38cf1187cb1640b1a1df7acb2a01e4b9f81176414cec65e0e878a0ae7911d.png)

出所：メタップス（https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000072698.html）

他方で、米国などでは10個以上のSaaSを利用している企業が多いとの調査もあり、まだまだSaaSの普及余地は大きいようにも思います。

とはいえ、スタートアップ企業などテクノロジーの活用を事業の成長の基礎に据えている企業では、そもそもSaaSなどのクラウドサービスを基軸に業務フローなどを構築しているところも多いのが現状です。そのため、早い段階で多くのSaaSサービスを利用されている企業が多くあります。

そういった、企業向けに去年、参入が相次いだのがSaaS管理サービスの領域です。

SaaS管理サービス
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SaaSを活用している企業ではいくつか共通した課題が存在します。

*   入退社時の手続きとアカウント発行（や停止）などの自動化
    
*   不要なアカウントの存在（不要なコスト）
    
*   誰がどのサービスを利用しているかの把握（利用者把握）
    
*   シャドーIT・野良ITの検知
    

などです。こういった課題に対して、解決を試みるサービスがSaaS管理サービスになります。

![筆者作成・リリース日順](https://storage.googleapis.com/papyrus_images/4ae9c02362272ce83dbbab59469554fdc8b745d099a5cd5099a580555f48bc89.jpg)

筆者作成・リリース日順

2020年から2社ほど取り組みを始めていたものの、2021年になって、いくつもに立ち上がりました。専業のスタートアップ企業もありますが、マネーフォワードやジョーシス（ラクスル子会社）のような上場ベンチャー企業も参入してきています。

この投稿では、個々のサービスについて深堀りしませんが、どこかで海外企業も含めて、まとめてみたいと思います。

なぜ、去年にこれほど、多くの企業が参入したのでしょうか？新型コロナウィルスの流行がきっかけであることは言わずもがなというところかと思いますが、それ以外にも大きく2つの理由があると思っております。

### 理由1：SaaSが一定規模の企業で使われるようになってきた

多くのSaaSベンダーがエンタープライズ向けの営業に力を入れてきているということもありますが、それよりもSaaSを業務の中心に据えてきた企業が成長により大きくなってきたということがあるかと思います。これまでも課題はあったものの、本格的に大きくなるにつれて、管理の限界やもっと簡単に管理したい・自動化したいというニーズが出てきたのではないかと思っています。

また、いわゆる情報システム部門やコーポレートITチームだけで管理するだけではなく、事業部の判断で迅速に導入したり、活用することで生産性を上げていこうという傾向もあります。（Slackがそうであったように）しかし、そうしたときにこれまでも活用されていたIdP（Azure AD, Okta）のようなものでは、事業部では使いづらいため、エンジニアでも使えるSaaS管理ツールが必要になってきているのではないかと思っています。

### 理由2：情シス人材の採用が大変

[情シス人材の求人状況](https://twitter.com/mukai_tatsuya/status/1466615072122609664?s=20) （@mukai\_tatsuyaさんのTweet）

[なぜコーポレートエンジニア（情シス）の採用は難しいのか](https://note.com/rotomx/n/n123c51d465ba)（[ろと｜rotomx](https://note.com/rotomx)さんのnote）

上記のツイートや記事の様にコロナ禍の影響もあり、情シス人材の不足が起こっています。また、これまでの社内のネットワークの中を管理・運用していく情報システムのあり方だけではなく、SaaS・クラウドサービスの管理・運用、むしろそれらを基盤とした業務環境の整備を、円滑に行える人材というのは非常に希少になってきております。

このあたりの議論はSaaSOpsについてBetterCloudが解説しているので、参考になるかと思います。 参考：[What is SaaSOps?](https://www.bettercloud.com/what-is-saasops/)

人材がいないとなると、やはり既存の人（この場合、管理部の非エンジニアか、開発をしているエンジニア）が情シス業務を担うことになるかと思います。ただ、どちらにしても「なるべく簡単にしたい」と思うはずです。（専門の方でもそうかと思いますが）

そのため、そういったニーズを拾うためにも、SaaS管理サービスが必要なのかもしれません。

今年はどうなるか？
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正直、まだ良くわかりません（笑）引き続き、SaaSを管理したいというニーズはあるかと思いますが、Google、Microsoft、Oktaなど既存のIdP、Keeperなどのパスワードマネージャーなどアカウント管理・ID管理では一日の長があるサービスは引き続き、重要になると思っています。特に、IdP領域で大手テクノロジー企業やすでにメジャーになっているサービスと競争するのが大変な環境はあるかと思います。

他方で、契約管理などの領域はまだ、はっきりとした勝者もいないので、ライフサイクル管理については新しいニーズが出てくるのではないかなと思います。

この投稿はとりあえず、「Mirrorで書いてみたい」というのが主な動機だったので、これくらいにして、もう少し時間をかけて、去年からの流れについては考察してみたいと思います。

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*Originally published on [D41_FJ](https://paragraph.com/@d41-fj/2021-saas)*
