# 低炭水化物食の効果:植物性栄養素の重要性が浮き彫りに **Published by:** [AI Journal Club](https://paragraph.com/@journalclub/) **Published on:** 2023-09-21 **Categories:** diet **URL:** https://paragraph.com/@journalclub/ghorbani2023 ## Content 低炭水化物食は死亡にどんな影響を与えたのか―こんな研究結果が2023年7月に発表されました。 最近、炭水化物の摂取量への関心が高まっています。ここ数十年の間、低炭水化物食(LCD)すなわち、炭水化物が少なく、タンパク質・脂質が多い食事について、いくつかの研究が行われてきました。 減量や糖尿病に有効であるとの報告もある一方、まだ多くの疑問が残されたままです。 特に、炭水化物の代わりに摂取するタンパク質・脂質の種類や量が、健康上どのような影響を与えるのか、まだよくわかっていませんでした。42万人のデータからわかったこと2023年7月、低炭水化物食(LCD)は総死亡・心血管疾患死亡・がん死亡を減らすのかを検証した前向きコホート研究のメタ分析(Ghorbani, 2023)が発表されましたので、ご紹介します。 基準に合致した10研究(対象421,022人)が組み入れられ、結果を統合しています。 研究の結果、以下の結論が得られました。Table by Ghorbani, 結果より作図高炭水化物食に比べて、低炭水化物食全般では総死亡・心血管死亡はほぼ同等低炭水化物食で植物性栄養素へ代替されたグループでは、総死亡が少ない低炭水化物食全般および動物性栄養素へ代替されたグループでは、がん死亡が多いこの結果から、低炭水化物食は死亡にはさほど影響しないと考えられるものの、代替するなら植物性栄養素を選択するほうがよさそうだ、ということが示唆されます。 炭水化物の摂取量だけではなく、代替栄養素の種類にも配慮したほうがよい、ということになるでしょう。 介入研究ではないため、まだ十分な根拠があるとは言えず、さらなる研究の蓄積が必要な分野です。まとめ低炭水化物食(LCD)では総死亡・心血管疾患死亡の予防効果はなく、がん死亡はむしろ多くなる傾向がみられました。低炭水化物食のうち植物性栄養素へ代替されたグループでは総死亡が少なくなっており、ここはまだ介入研究などの余地があるかもしれません。参考文献Ghorbani Z, Kazemi A, Shoaibinobarian N, Taylor K, Noormohammadi M. Overall, plant-based, or animal-based low carbohydrate diets and all-cause and cause-specific mortality: A systematic review and dose-response meta-analysis of prospective cohort studies. Ageing Res Rev. 2023 Sep;90:101997. doi: 10.1016/j.arr.2023.101997. Epub 2023 Jul 5. PMID: 37419282. ※情報提供いただいたGhorbaniさんのご協力に感謝したします。 ※情報収集・文章作成・画像生成にAIを活用しています。 ## Publication Information - [AI Journal Club](https://paragraph.com/@journalclub/): Publication homepage - [All Posts](https://paragraph.com/@journalclub/): More posts from this publication - [RSS Feed](https://api.paragraph.com/blogs/rss/@journalclub): Subscribe to updates