# 【要約】Inspired 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント **Published by:** [s.t](https://paragraph.com/@s-t/) **Published on:** 2023-11-15 **URL:** https://paragraph.com/@s-t/inspired ## Content 書籍『Inspired 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント』を要約しました。 PdMになりたい方、PdMを勉強中の方におすすめの本です。 https://www.amazon.co.jp/INSPIRED-%E7%86%B1%E7%8B%82%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%E8%A3%BD%E5%93%81%E3%82%92%E7%94%9F%E3%81%BF%E5%87%BA%E3%81%99%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%80%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88-%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3/dp/48207275081. 一流IT企業から学んだこと失敗する根本原因ほとんどの一般的な企業のプロダクトマネジメントの方法は以下だが、うまくいかない。アイデアを出すアイデアについて議論するアイデアが、どれくらいの価値や利益を生み出すのかアイデアが、どれくらいの期間で完成できるのか優先順位を決め、ロードマップを決める要求仕様を決めるUI/UX仕様を決めるエンジニアに情報が届くスプリントというプロセスで分割されるQAが行われ、リリースユーザーに届くまでに時間がかかる。実質的にウォーターフォール。この手法の10の問題ウォーターフォールプロセスは販売やステークホルダー主導の製品になる。開発チームへの権限委譲が行われないどれだけ利益を生むか、開発コストはどの程度かは、この段階では分からないロードマップは、優先順位のリストでしかなくなる。2つの不都合な事実半分もしくは3/4がうまくいかないアイデアリリースまでには時間がかかるエンジニアのために要求事項を集めて文書化することがプロセスにおいてのメイン業務になっているが、これはITプロダクトマネジメントと180度違うデザインが豚に口紅状態(表面的にきれいにしても本質は変わらない)。UXデザイナーはやり方が間違っていると知っているが、無理して首尾一貫しているようみせているエンジニアの出番が遅すぎる。プログラムを書かせるだけのためにエンジニアを使っているならエンジニアの価値の半分しか引き出せていない。エンジニアは議論のパーティに招かれていない。アジャイル(スクラム)開発の利点を取り入れるのが遅すぎる。市場投入部分はアジャイル(俊敏)だが、それ以外が遅すぎるプロセス全体がプロジェクト化しているウォータフォールプロセスの最大の欠点は今も昔もリスクが最後にくる点。顧客実証が行われるのが遅すぎる。多くの開発チームはリーン原則を取り入れていると勘違いしている。あなた方は知りうる限り最も費用と時間のかかる方法でテストしているプロセスの実行に時間と金を費やしているが、多くの機会損失を発生させているリーンとアジャイルを超えて最も優れた開発チームは上記の手法をとっているほとんどの開発チームより以下の点で進んでいる。リスクには最後ではなく、最初に取り組む価値のリスク(顧客が購入するか)ユーザビリティーのリスク(顧客が使い方を理解できるか)実現可能性のリスク(エンジニアが持っている時間とスキルとテクノロジーで実現可能か)事業実現性のリスク(マーケティング、財務、法律)製品の定義づけとデザインは順を追ってではなく強調させながら同時に作る悪い例では、先行者の制約や決定に従って仕事している持ちつ持たれつ、でやる大切なのは機能を実装することではなく、問題を解決すること重要なのはソリューションを実装するだけではなく、ビジネス上の成果が大切基本的概念優れたチームは2つを並行して行っている。製品発見PdM, エンジニア, デザインの協力によるものいいアイデアと悪いアイデアをすぐに判別することが製品発見。4つの重要な問い。ユーザーはそれを買ってくれるかユーザーは使い方がわかるか私たちのエンジニアはそれを作れるかステークホルダーたちの支持を得られるかプロトタイプ実際に導入する場合より時間が1桁違う場合にのみ作る優秀なチームは毎週いくつものアイデアをテストする。週に10~20。あるいはそれ以上。市場投入売れてビジネスとして成り立つものを市場に投入することが目的プロダクトマーケットフィットをMVPで達成するビルド、テスト、リリースが含まれる2~10年後の製品ビジョンを掲げる2. 成功するための組織と人優れた開発チームの原則使命感を持っている報酬目当ての傭兵ではなく、伝道師が必要 by ベンチャーキャピタリスト ジョンドーア構成PdM1人デザイナー1人エンジニア2人上下関係はない上司はエンジニアリングマネージャーなどであり、それぞれ上司がいる席機能ごとで別々ではなく、近くに座るべき。期間持続するものでなければならない関係的な面ノウハウ的な面プロダクトへの愛的な面自立性依存関係を最小化する完全独立は不可能だが、最小化する努力をするプロダクトマネージャー❌判断をCEOに委ねる❌全てのステークホルダーを会議室に召集し議論で決着をつける⭕️プロダクトマネージャーが自分のやるべき仕事をする主な責任可能性を評価し、何を作って顧客に届けるか判断すること条件知識顧客に関する深い知識データに関する深い知識自分のビジネスについての深い知識市場と業界についての深い知識頭がよく、創造的で粘り強いこと知的好奇心がある。新しい技術などとんでもない量の仕事量が求められるプロダクトマネージャーの役割に最も近いのはCEOただしプロダクトマネージャーには部下がいないプロダクトオーナーはプロダクトマネージャーが兼務すべきプロダクトマネージャーの責任のごく一部にすぎないプロダクトデザイナー責任範囲製品の発見ホリスティックなユーザーエクスペリエンスデザインメール、キャンペーン、カスタマーサポートも含むUIだけではないカスタマージャーニーに時間をかけるどう製品に出会うかどう製品に馴染み、どう知っていくかユーザーとどんな連絡を取るかユーザーの関心を得るために他にできることはないかどうやって満足の瞬間を作り出すかユーザーはどう体験を他人に共有するかどうオフラインのサービスを受けるのか体感的な製品の応答性はどうかプロトタイプを作るユーザーテスト毎週の習慣にしているインタラクションデザインとビジュアルデザイン悪い例プロダクトマネージャーがデザインをするプロダクトマネージャーが非常に高いレベルのユーザーストーリーを提供するプロダクトマネージャーがワイヤーフレームを提供するPdMの隣にデザイナーが座っていて貰わなければならない隣にいてもらうために必要なことはなんでもするデザイナーには全てのアイデアが生まれるところに立ち会ってもらうデザイナーには顧客やユーザーとの交流にできるだけ多く参加してもらう自分自身のデザインのアイデアを顧客に提供したいという誘惑と闘うイテレーションを迅速かつ素早く動かすよう促す。そのためにデザインの詳細にとやかく言わない特定のデザインアプローチを繰り返すのではなく、自由にほかの解決策を探るよう促すエンジニアエンジニアとの関係はPdMにおいて何より重要。両者が尊敬し合わなければならない。PdMはエンジニアと協力を円滑にするためプログラミングを学ばなければならない。顧客についての情報などを、エンジニアに対してオープンにする議論のケースは2つアイデアを求める状況エンジニアから詳細を確認する状況多くのエンジニアは作りたいと思っているものを詳しく説明されることを嫌うエンジニアに裁量権を与える。深夜に呼び出されて対応するのはエンジニアだ問題や悩みはオープンに共有するプロダクトマーケティングマネージャー普通はフルタイムのメンバーではない複数の製品開発チームを兼務するサポートスタッフユーザーリサーチャーデータアナリストテスト自動化エンジニア3. 成功するための製品開発ロードマップの問題点2つの不都合な真実。アイデアはうまくいかない場合がある価値の欠如(心が動かない)ユーザビリティーの欠如(使いにくい)実現性の欠如(思ったより難しい)上記の問題を克服しても、経営陣が求める状態まで持っていくには時間がかかる不具合が起きると、能力のないチームはその機能を要求したステークホルダーのせいにするそしてイテレーションや設計のやり直しなどをロードマップに組み込むことを提案するアイデアのプロトタイプを作ることができたら問題は起きにくいロードマップに代わるもの・製品ビジョン2〜5年のもの。企業ビジョンとは異なる製品ビジョンについて基本的な原則は、「全ての人を喜ばせようとすれば誰も喜ばない」ということ製品ビジョンの原則WHYから始める目的をはっきりさせる解決策ではなく、問題に恋をする臆病にならずに大きな視野でビジョンを考える半年から1年で達成できるようなものはクソだチームを混乱させることを恐れない製品ビジョンは人の心を揺さぶらなければならない関連性があり意味のあるトレンドを見つけ出し、取り入れるボールがある場所ではなく、ボールが転がっていくところに走っていくビジョンには頑固で、ディティールには柔軟でいるどんな製品ビジョンも信じて賭けることだと考える絶え間なく粘り強く説得して回る製品戦略の原則1度につき、1つのターゲット市場やペルソナに集中する製品戦略はビジネス戦略と整合する必要がある製品戦略は販売戦略やGoToMarket戦略と連携する必要があるライバルではなく顧客のことだけを考える組織全体で戦略についてのコミュニケーションをとる製品理念製品理念は、製品ビジョンと製品戦略を補完するもの。ebayの例収益のほとんどは売り手から得られるものだったので、売り手を喜ばせようとしていた。しかし、売り手が喜ぶのは買い手を提供してくれることと分かった。そこから次の製品理念が生まれた「買い手と売り手のニーズがぶつかる場合は、買い手のニーズを優先する」製品に関するエバンジェリズム製品について布教するのはPdMの仕事4. 成功するためのプロセス製品発見の原則以下のリスクを下げること顧客はこれを買ったり使うことを選んでくれるだろうか(価値のリスク)ユーザはこれの使い方が分かるだろうか(ユーザビリティのリスク)私たちはこれを作れるだろうか(実現可能性のリスク)このソリューションは私たちのビジネスに貢献するだろうか(事業実現性のリスク)原則何を作るべきか顧客は教えてくれない最も重要なことは説得力のある価値を確立すること優れたユーザーエクスペリエンスを作り出すことは、エンジニアリングと同じように難しいウォーターフォールでは市場から機能が決まり、デザインが決まり、デザインによって実装が決まっていた。ただアジャイルは、機能・デザイン・技術は本質的に絡み合っている。デザイナー・エンジニア・PdMが物理的に隣同士に座るべき最大の理由がそれである。アイデアの多くはうまくいかないものだし、うまくいくものも何回かのイテレーションが必要になるアイデアの妥当性は実際のユーザーや顧客で立証しなければならない製品発見の目標はできる限り迅速にコストをかけずにアイデアの妥当性を検証すること製品発見の間にアイデアの実現可能性を立証する必要がある。後ではだめ。スプリントプランニングの際に開発者が初めてアイデアを知るようではすでに失敗。最終的に無駄な時間を減らせる。共同学習が大切。傭兵ではなく伝道師のチームを作る上で1つの鍵となるのは、チームが一緒に学習することである。文脈を全員が理解すること市場機会評価のテクニック4つの問いこの仕事はどんなビジネス目標を達成しようとしているのか乗り換えを防ぐ新規獲得に時間がかかる何をもって成功とするかこの仕事は顧客のどんな問題を解決するかどんな種類の顧客をターゲットにするかPdMはこの問いに2,3分ですぐに答えられるようになるが、チームが全員答えられる状況にしておかなければならない。プロトタイプの原則製品を作るよりも1桁時間が少ないこと議論や書いたりする場合より、開発チームが深いレベルで考えられるプロトタイプは開発チームが協力するためのツール。共通の理解を深めるプロトタイプには忠実度がある。高ければいいというわけではないので、場合によって使い分ける仕様書としてのプロトタイプにもなる実現可能性プロトタイプ様々な問題で実現可能性が不明な場合がある。アルゴリズム性能フォールトトレランスシステムや機器の一部が故障・停止しても、予備の系統に切り替えるなどして機能を保ち、正常に稼働させ続ける仕組み開発チームがそれまで使ったことがない技術開発チームがそれまで使ったことがないサードパーティの部品やサービスの使用1〜2日を使ってチェックする。機械学習などの場合にはもっとかかる場合が多い。ユーザービリティをテストする(やり方は専門書を参考) ユーザーを集めるためには以下のやり方がある。広告を出すユーザーのメールアドレスから募集ユーザーの集まる場所に訪問するカフェなどユーザーが訪れやすい場所でやる組織をロードマップと切り離すステークホルダーがロードマップを敷きたい理由は以下。何に取り組んでいるかについて目に見えるものを求めているビジネスのプランを立てられる立場にいたい組織が注目するポイントを特定の時期に特定のものをリリースすることから、ビジネス成果に移すことが重要。製品開発での学習を共有する2週間に1回ほどPdMがチームへ製品開発で学んだことを共有するこまごまとしたことではなく、大きな意味での学習を共有する何がうまくいき、何がうまくいかなかったのか。次開発チームは何に取り組むべきか等。 https://www.amazon.co.jp/INSPIRED-%E7%86%B1%E7%8B%82%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%E8%A3%BD%E5%93%81%E3%82%92%E7%94%9F%E3%81%BF%E5%87%BA%E3%81%99%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%80%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88-%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3/dp/4820727508 ## Publication Information - [s.t](https://paragraph.com/@s-t/): Publication homepage - [All Posts](https://paragraph.com/@s-t/): More posts from this publication - [RSS Feed](https://api.paragraph.com/blogs/rss/@s-t): Subscribe to updates