静かに消えゆく

地域の医院が静かに閉じている。

建物がなくなると、
そこにあった営みの輪郭さえ曖昧になる。

ウェブサイトが閉じれば、
検索の手がかりも途切れる。

閉院は、看板だけでなく、
診療の歩みも記録も、
そしてぼくらの記憶までも消してしまう。

では、後世に何を残せるのだろうか。
何を受け継げるのだろうか。