Superform, Solv, Etherfiのような資産管理に特化したプロトコル、現時点ではUSDT、ETH、BTC、SOLのような特定のトークンを使ってしかイールド化することが不可能ですが、これからローンチされるMonadにでも進出しようとしているMultipli fiはマイナートークンでもイールド化することを可能にするデザインを提唱しています。
CEFFUというPJ←→取引所をつなぐ業者に私たちのような一般顧客の資金を預けたら、CeffuはOKX、バイナンスなどで取引できる十分の流動性のあるトレードアカウントを開設し、Multipliはそれを操作できます。この垢を使って、Cantangoアビトラ、スポット、先物取引のアビトラを行います。
(こちらの記事↑がContango状態についてわかりやすく書いてあるので共有します)
BTCの現物が3万ドルのときに現物を買って、35kで売る先物のポジションを同時に持つと5kドルの差が生まれ、ここにアビトラのチャンスがあります。この状態のことをCantangoと呼びます。この状態は将来のBTCが更に高くなるという市場の予想のもとに生じますが、満期に近づくにつれ、先物と現物においての値段差は縮小されます。
この場合では、3万ドルの現物と35kの先物ポジションがあるので、満期になれば、BTCの値段がいくらになろうが、3万で買ったものを3.5万で売れるわけだから5kドルの利潤が生まれます。
これはEthena/Resolvのやっていることと同じで、BTCの現物(Spot)を持ってて、同時にPerpのポジションを開きます(先のContango と違って、満期がない先物)、すると取引所側からマーケットが片側によりすぎないようにするためのファンディングレート(FR)が払われます。(市場がいい感じの場合)。これが得する要因になります。EthenaはwstETHに対してこれをやっているので、ETHの値動きに影響されず、ステーキングイールド+FRの収益を受け取ることができます。
しかし、FRがマイナスになれば、ポジション維持に金を払うことが必要になるので、それでイールドがマイナスになるおそれがあります。(8割の時間においてFRはポジティブで、2割の時間においてはネガティブであるとデータが出ています)彼らのDocsを読んでいる限り、これをヘッジする方法は別の利回りによる感じらしいですので、これがハッキングと並んで一番大きなリスク要因になると思います(継続的なネガティブFR)
・FRが継続的にネガティブであるとき、Multipliは継続的に手数料をロング側に払う必要があります。長続きすると損します。
・チームは昔Tanxというところを経営していて、あまりうまくいっていません。
・Contango状態がない時でかつFRがネガティブのとき、ネガティブのFRのヘッジができませんので、損をします。
・急激な暴落暴騰、取引所のハッキング、取り付け騒ぎで取引所が破綻した場合は精算などで大損します。
主にマーケットが非常に悲観的になっている場合やほぼ動きがない場合に起きる状況であり、だいたいの時間に置いてはMultipli fiのストラテジーは作動すると思われます(NFA)
下記のものは最近4年のFRチャートでありますが、だいたいの場合においてはポジティブであることがわかります。
Y軸はContango状態においての現物と先物の差額、0の状態や極めて低い状態が長続きすると損するリスクが高まります。X軸は時間ですが、具体的にどう言う期間でこのチャートを取ったのかは説明されていません(MultipliのDocsの中では)
下記はもう少し詳しいものにななります。大体の場合においてはポジティブであることがわかります。
こちらがContangoについてです。
色々データが少なかったのでもう少し期間とかを明示してくれたチャートを見つけたので共有しておきます。結構マイナーなストラテジーであまりリアルタイムのContangoチャートを見つけることができませんでした。
上記のリンクがイールドレポートなどになります(Multipliオフィシャル)、一応下記が彼らの出している日ごとのイールドは最終的にポジティブだったのかネガティブだったのかについてのチャートで、9割近くがポジティブそうですが、とりあえずこれほど新規のところなので少し慎重に1kドルで個人的に実験しようと思います。(実際はどうなのかを)下記はBTCのもので、ETH も似た値が彼ら出しています。
これをALLと選定しているので、全期間ですが、週にすると最近の悪い景気の影響で半々ぐらいになります。
こちらが日毎の、彼らのステーブルのイールド(ヘッジポジションなので実質ステーブル)とUSDTを他のメジャーなところに預けると得られるイールドの対比。
Docsの中に全くUSDの資産のデポについての記載がなかったのは結構謎ですが、彼らの別のブログ記事にそれの記載がありました。基本、Multipliに現時点デポできる資産はUSDTとUSDCになり、デポするとUSDCx,USDTxとレシートトークンをウォレットでもらえて、実際デポした資金は取引所の中でBTCのような資産にスワップされ、先述のContangoアビトラがメインに採用されます。BTC現物を買って、先物でヘッジをかけているので、BTCの値段にエクスポージャーをもたないと思います。
今は非常に早期で、Orbsというpointをもらえれます。今のシーズンは100M のTVLをリーチするにつれ終了します(それか3ヶ月経つと)、こんシーズンに50%の割り当てもあります。
現時点デポできる2種類の資産のイールドに大差はないが、100ドルで1日10 Pointをもらえることができます。
https://app.multipli.fi?referral_code=AKAK3
今は早期アクセス期で必ずリファコードがないとアクセスができないが、上記がリファリンクになります。これをアクセスして、サイン2〜3個をしてアカウントを開設します。対応チェーンはBNBとETHメインネット。下記はサインの例です。
現時点入金可能なチェーンはETH & BNBになります、両方に大差はないようにみられます。入金のプロセスに48時間がかかります。
入金はBuy、出金はSell、Yieldはもらえるイールドのクレームポータルになります。イールドはUSDCやUSDTの形で週1でクレームが可能です
Orbという箇所で自分のポイント、今回のシーズンの終了日時を見ることができます。今は早期です。
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