Kazuma
Terminal FinanceはEthena、Blackrock、Securitize、Pendle、Syrupなどなどのビッグネームがコラボをして、立ち上げようとしている新規、機関投資家などの大資金ですら自由に資金移動をできるチェーン=ConvergeにおいてのオールインワンDEXのようなもので、独自のイノベーションもしています。
現時点において、Terminalに参加するために最もいい方法は、Pendle!(特にただデポするだけなら、Pendleのほうがポイント倍率がいい)
EthenaとあのBlackrockと緊密に結びついているSecuritizeが共同で立ち上げる EVM互換L1。パーミッションレスDeFiと、KYC対応の機関向けゾーンを一体化した決済レイヤーでもあり、要するに機関投資家が大量に参入するための障壁を取り除いたようなイールド専門チェーンで、非常に期待されています。
• 参加予定機関(現時点)
DeFi系5社+カストディ5社+資産運用5社で 計15社以上。Pendle、Aave Labs、Morpho、Maple、Ethereal;Anchorage、Copper、Fireblocks、Komainu、Zodia;BlackRock、Apollo、Hamilton Lane、KKR、VanEck など、ビッグネームの中のビッグネーム。
• 取り扱い資産規模(予想)
EthenaのステーブルコインTVL約 6Bドル+Securitizeがトークン化済みのRWA約 4Bドル、合計10Bドルがオンチェーン移行見込み。  
・更に
1. USDeをガスとして利用することで、手数料がドル建て固定。 
2. KYC層内蔵で規制要件を満たすパーミッションドアプリを展開可能。
4. RWAネイティブ—Securitize発行の債券・株式を直接発行/清算できる。
Convergeは約10Bドル規模の資本を載せ、ドル建て手数料とKYC機構を備えた「TradFi × DeFi」の超大型機関投資家〜Defiにおいて利回り運用を求める人が使えるL1のチェーン。
Terminalは、TVLが60億ドルを超えるEthenaが立ち上げる新規チェーン「Converge」において、流動性ハブの役割を担おうとしています。特に、sUSDeのようなイールド内蔵型で価値が変動するトークンと、その元となるトークンとのLPにおいて生じる損失を最小化することを目指しています。
Uniswap v3のIL(インパーマネントロス)は、価格が提供した範囲外に動くことでポジションが一方の資産に偏り、損失が出る現象
ILは sUSDe/USDe ペアにおいても生じます。なぜ一見ステーブルである2つの資産間でILが発生するのかというと、sUSDeはUSDに対して継続的に価格が上昇することでイールドを生んでいるからです。つまり、sUSDeはUSDCに対して値上がりし続けるため、いずれ流動性のレンジから外れ、一定のILが発生することがわかっています。
イールド内蔵型トークンの流動性不足(LP流動性)
ネイティブ引き出しによる長期間の待ち時間
AMMにおけるIL
Convergeにおいての最初かつネイティブの流動性ハブの不在
これがTerminalのイノベーションで、非常にシンプルのもので、ILの減少に繋げようとしています。
下記の図は誰もが名前を知るETHステーキング最大手、Lidoによって出された2つのトークンであり、片方は1ETHと完全にペッグをしており(左)、片方は2021年ローンチ当初からETHに対して継続的に右肩上がりになっていて、現時点の値段が1.2ETHになっています。
左のstETH
本体の価値はずっとETHとペッグをしておりますが、継続的に数量が増えずつけることによってイールドを出しています。
▶️しかし、本体の数量が増え続けることもあり、Defi(特にLPの)に置いての利用は向いていません。
右のwstETH
本体がそのまま毎年対$ETH 3%のベースで値段が上昇をし続けることによって、イールドを出しています。
▶️stETHよりはDefiにおいて利用しやすいが、値段が増え続けることによってILがどうしても少しながら生じてしまいます。
Terminalにおいては下記の図のように、sUSDeというイールドによって、価値が変動するトークンをもらう変わりに、rUSDeを発行。このrUSDeの大元はイールドが蓄積したら、更に多くのrUSDeを流動性プールの外部で発行をし、LPの人のイールドになります。
そしてrUSDeはいつでも1:1でUSDeと引き換えができるように保障をすることで2つのトークンをペッグさせ、この実質的なsUSDe=rUSDeをstETHの改良版に作り上げたのです。
rUSDe/USDeにおいては価値がほぼ同じのため、ILはほぼ最小に抑えることができます。
更に、LPをすると、LPポジションを代表したトークンをもらうことができますが、そちらをステーキングすることによって、TerminalのRootリワード(詳しく後ほど)をもらえて、Unstakingをすることによって、すぐにイールドをもらうことができます。
この記事書いている段階ではまだプレデポ段階ですが、Terminalはこちらに関して情報をまだ公開していませんが、このような新興でかつ大量の流動性が必要となるDEXにおいては、Uniswapのようなユーティリティの薄いトークンというよりはAerodromeのようないわゆる ve3,3系のもので、トークン保有者が一部のスワップ手数料をLPと分け合い、それによってトークンの値段が支えられ、さらにLPの人の流動性イールドブーストになるように還元される仕組みになる可能性が高いと思います。
Pendleに置いてやったほうが最も効率がいいということもあって、80%近くの流動性がPendleにあります。
Roots=Terminalのポイントのことで、現在プレデポ期間に置いて、中に預けた時間+量によって増えます。
プレデポはスマートコントラクトリスクのみで、それ以外の資金リスクはありません。
メインネットローンチ後に、プレデポされた資金はConvergeにブリッジされます
ロック期間ありません!
RootsはSession内で配られ、Session =いわゆるシーズンのことです。今回のセッションはPendleの満期ぐらいで、9月ぐらいまでに継続をする予定で、早期です。
Rootsは毎週の木曜〜金曜日で週一統計されます
手数料もイールドもゼロで、本当にプレデポのみ
Terminalに預けることは結構低リスクで、ポイントを取れますが、ただそこに置いてデポをするよりも、PendleのLPやYTのほうが圧倒的に効率もいいし、イールドが取れます!
現在Defiセクションでは、Pendleをしか統合されておらず、普通にデポをすることによって、LPはまだ稼働されていませんので、イールドはゼロですが、PendleのLPに入金をすることによって、LPイールドが現時点7〜13%ぐらいついています(これはPendleのイールドマーケットにおいてのLPになります)
Pendle においてのLPは
ポイントたくさん欲しい勢=YT
とポイントはいらないけど、高いイールドがほしい勢=PTに対して、取引ができるように流動性を提供する別のマーケットになります!
個人的な意見として、普通に入れるよりはPendleで入れたほうがよりポイントが美味しくなかったときの機会リスクヘッジになると思います(LPが)
資金が大きい方(1M 超えなど)はこちらのリンクより入金をすると、ガス代以外のコストがほぼありません。
Pendleにおいては3つプールがあり、最もブーストが高いのはtUSDeで、ETHとBTCの方はさほどLPイールドが高くありませんが、PTのイールドではこの2つの資産にしては出ている方です!(PT=買った時点のイールド通りにもらえられます)
個人的には、こちらのtUSDeのプールの方が魅力的で、Ethenaのポイント50x &Terminalのポイント60x(最高倍率)の2重取りをすることができます!
そしてImplie yield=PTのFixed Yieldが11%にあります。
Pendleで取得したLPポジションは、EQBまたはPenpie上に再度預けることで、追加ブーストを受けてさらに高いリワードを獲得することができます。(彼らが大量の投票権を握っているので、イールドに対して一定の手数料を取る変わりにイールドを底上げしてくれます)
PendleでLP→イールドもう少しだけほしい人向け(めんどくさいことなし、いれるだけ)
手順概要
1. EQB または Penpie にアクセス(実質的な違いがなく、競争相手プロトコル)
2. 該当するLPプールを検索(例:「YU」と入力してYalaのLPを探す)
3. Pendle上で得たLPトークンをそのまま預ける
4. リワードはそれぞれのダッシュボードからクレーム可能:
• EQB: https://equilibria.fi/dashboard
• Penpie: https://www.pendle.magpiexyz.io/dashboard
下記は関係のない普通のUSDeのプールですが、こちらにでもEthenaの次のエアドロの期待で、現在のマーケット期待で8~9%ぐらいのFixed yieldがあります。
つまり、2〜3%のFixed YieldでTerminalのトークン価値が現在の市場によって位置づけられているといえるわけです。
Terminalの tUSDeプール は、TerminalのRootsに加えてEthenaのSatsポイントを50倍で付与してくれるため、このYTのコストは次のように考えられます:
「満期までの通常のペーパーロス(100%、$USDeにはイールドがないため) − Ethena S4エアドロップの価値 = Rootsの最終コスト ≈ 潜在的においしいエアドロップ?」
では、Ethena S4エアドロップの価値はいくら?
Pendleの先生 @ViNc2453 が計算済み。$ENA価格を0.4ドルと仮定すると、約11.4%のポイントAPYが期待できます。(だからこそImplied Yieldが11%以下の$tUSDe YTは「お金拾い」のチャンスと言われる理由です。NFA)
トークン価格は変動するため、PTループなしのマーケットではImplied Yieldも上下しますが、現状ではTerminal独自ポイントのマーケット評価は2〜3%程度(もちろん変動します)
この数字を踏まえ、保守的に計算すると、$ENA S4エアドロで投資額の約80%を回収でき、残りは約20%のペーパーロス(実際はさらに少ない可能性あり。現在のYT価格には将来リスク=約20%のリスクプレミアムが織り込み済み)。
以上を考慮すると、1,000ドルでyt-tUSDeを購入した場合、満期時の含み損は約200ドルになる想定です。現時点でのTVLは約1.1億ドル(7月21日現在)、最終的には4億ドル程度まで増加する見込み(デポジット期間が長いほどRootsが多く獲得可能、詳細は未定)。
平均ブーストは30〜35倍(現行TVLの内訳から概算)。
1 $USDe = 1 Root/日と仮定すると、総Rootsは約500〜600億(TVL成長と条件を考慮すれば、これは極端にズレてはいない)。あなたのRootsは、YTを14%Implied Yieldで購入した場合、約1.7億(41,000 YT × 残り65日 × 60倍ブースト)
📝Note: Implied APYが低いほど、YT購入価格は安くなり=より多くのポイント獲得が可能!
この数字でテーブルを作成できます。ただし、TVLが8億ドル以上に急増するか、キャンペーン期間が65日を大幅に超えない限り、1T Roots超えシナリオは非現実的です。めちゃくちゃ美味しそうに見えるのは認めますが、YTは未来に賭けるポジションです。
ConvergeやTerminalに強い確信があるならGO、しかし中リスクしか取れない人にはPendleのtUSDe LPが黄金チャンス!全ポイントを含めた潜在的イールドは20%超になる可能性あり。
計算条件
$ENA価格=0.40ドルぐらいで計算→価格減少?損の可能性増
総Roots発行の正確な計算式は未公開
仮定:1 $tUSDe = 1 Root/日、期間65日、YTポジションの平均ブースト=60倍
ENA S4エアドロップを考慮した実効コストベース=200ドル(投資額の80%をオフセット後)
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