LBTCの取得方法などについては去年の9月に書いた記事を参照してください!基本アプリのイントロダクションだけでもわかりやすいと思います。
取得方法はメインに2通りあります、Swap Or Mint
Swap
Jumper(EVM)、MMTなどのチェーンにおいて、一定のスワップ手数料のもとにLBTCをスワップで取得することができ、これは実質LPの人からLBTCを買っているなので、Mintと違って、LBTCをの総量は増えません
Mint
記事参照、BTCチェーンのBTCや取引所のBTCネイティブ出金で手数料無料でミントが可能、ただしガス代はかかります。
https://dune.com/lombard_protocol/reserves
リスクとしては、LBTCが私達のエンドユーザーの変わりに、Babylon に $BTCをステーキングしているので、管理リスクがメインになりますが、LBTCに変換するすべての重要なアクション(Mint、Burn、Bridge、リステーキング)は、セキュリティコンソーシアム(14の独立したデジタル資産機関による連合体)が運営するCosmosベースのProof-of-Authorityチェーンであるロンバード台帳(Lombard Ledger)で検証できます。コンソーシアムメンバーは取引に共同署名し、マルチパーティ承認とタイムロックされたガバナンス変更を実施し、オンチェーン監査証跡を公開することで、誰がいつ何を検証したかをユーザーに透明に提供しています。更にLBTCの担保も全部上記のDuneにより確認をすることができます。
TGE後に獲得できるBABYインセンティブから、Aaveのレバレッジ戦略、Pendleでの確定利回り運用、Katana Vault、そしてSatLayerのRestakingまで。
BTCをただ持つだけじゃもったいない」という人に向けて、LBTCを活かした最新の運用方法をまとめました。
https://www.lombard.finance/app/yield/
LBTCを持っているだけで受け取れるBabylonのリワードは主に3つあります。
TGE後100日間ステークしている既存ステーカー用の200M BABYのインセンティブ(TGEから7月中旬まで)
通常のステーキング報酬(現在の推定APRは約0.41%)
TACやBOB、OsmosisといったBabylonセキュリティ採用プロジェクトからの追加報酬(詳細は未発表)
ただし、これらの報酬は自動でもらえるわけではなく、Lombardのサイトで手動Claimが必要です。
Claim画面では、自分の持っているLBTCがどれだけ報酬に貢献しているかが明示されているので、透明性も高め。
⏰ 次回の利回り配布は「7月22日」予定。
ちなみに、TGE時に分配されたBABYは、期限までにClaimしないと失効して、他のステーカーに再配分されてしまうので注意。
LBTCの魅力は、それを保有しているだけでBABYがもらえるだけじゃありません。DeFiでうまく活用すれば、さらにリターンを積み上げることができます。
ここでは、代表的な運用方法を4つ紹介します。
AaveはDeFiの中でも最大規模のレンディングプロトコル。セキュリティの審査も厳しく、選ばれた資産しか上場されません。LBTCがここにリストされたのは信頼の証です。Aaveのリスティングについてのスレッドはこちら
どう運用するか?
LBTCを担保にしてAaveに預けると、USDCなどを借りられます。その資金をさらにPendleの利回り戦略やLPなどで運用することで、差益を得るという形です。
得られるもの:
Babylonのステーキング報酬
LombardのLuxポイント3倍
借りたアセットを別で運用したときの収益
評価:
運用の自由度も高く、収益源が複数あるのが魅力。最も王道かつ効率の良い方法のひとつです。
注意点:
当然、借りたアセットの価格変動や清算リスク、コントラクトのバグなどには注意が必要です。
Pendleでは、利回りをトークン化して売買したり固定化したりすることができます。
「とにかく簡単に確定利回りがほしい」人には相性が良いです。
どんな利回りが出る?
LP提供(MainnetやBase)で1.2%前後
PT(固定利回りトークン)だと、Baseで2.3%ぐらいの利回りを狙えることも
注意点:
PTで運用すると、クーポン(利回り部分)を売却することになるので、LuxポイントやBABY報酬などの上乗せ分はすべて放棄することになります。
評価:
利回りはそれほど高くないですが、操作がシンプルで、Pendle自体の信頼性も高いので、選択肢としてはアリ。とくに確定利回りで着地させたい人には向いています。
Katanaは「DeFi特化型」に設計された新しいレイヤー2チェーンで、Polygon CDKをベースに開発されています。Morpho(レンディング)、Sushi(DEX)、Vertex(パーペチュアルDEX)という主要3プロトコルに流動性を集約し、高い実効利回りを生み出すことを目的に設計されています。
「自分の資産を運用チームに任せてDeFiで回してもらう仕組み」
このKatana Vaultは、Katanaチェーン上で、Morpho=Lending、Sushi=DEX、Vertex=Perp
などを組み合わせて、自動で複利運用してくれます。(Katanaメインネット時)
魅力:
推定利回りが13.5%(KATトークンの価格に依存するので注意)
自分で複雑な操作は不要。ワンクリックで入れて放置するのみ
BABYやLux(4倍)、Vedaポイント、KATなど、報酬の種類が多い
注意点:
・利回りの大部分はKATトークンなどのインセンティブに依存するため、推定利回りの過信は要注意
・Vaultに預けた資金はチームに運用を任せる形になるので、相対的にリスクが高い運用方法です。
・事前出金をするとリワードに対してペナルティあり、実質ソフトロックされます
https://app.satlayer.xyz/vaults/restake
SatLayerは、BabylonでステーキングしたBTC(やLBTC)をさらにアプリレベルのセキュリティ用途に再利用するプロトコルです。
イメージとしては、「Lidoでステーキング → EigenLayerでRestake」する構造に近いです。
どういうセキュリティ?
Babylon:チェーン全体(例:BOBやOsmosis)を守る
SatLayer:ブリッジやオラクルのようなアプリやサービス単位のセキュリティを担保する
報酬:
Babylonの報酬
LombardのLuxポイント(2倍)
SatLayer独自ポイント(Sats²)
今後発行予定のSatLayerトークン(エアドロ対象)
注意点:
一段階リスクが増えるイメージ。
コントラクトリスクや二重スラッシュの可能性など報酬を取りにいくぶんリスクもちゃんとある。
https://app.mmt.finance/liquidity/0x7aa448e4e16d5fde0e1f12ca26826b5bc72921bea5067f6f12fd7e298e2655f9
Suiチェーン上にある ve3,3のDex、今はSui、DeepトークンなどによるLP補助を出しており、LBTCとWBTCのペアで変動金利3〜5%を獲得することが可能。やるのに、LBTCをSuiチェーンにブリッジする必要があります。
・年利3〜5%
・Momentumエアドロ期待
・Lux 3x (予定)
それぞれの戦略をまとめると、こんな感じです。(私の意見)
戦略 | 想定リターン | リスク | ポイント倍率など |
---|---|---|---|
LBTCのみ保有 | 約0.4% | 低 | 1× |
Aave担保 | 3〜6% | 低 | Lux 3× |
Pendle(LP/PT) | 1〜2.5% | 低 | 放棄(PT) or Lux 3×(LP) |
Katana Vault | 5〜13%(KAT次第)個人的には13%は過大評価だと | 高 | Lux 4× + Veda + KAT |
SatLayer | 未確定(+エアドロ期待) | 中 | Lux 2× + Sats² |
Momentum | 〜10%(イールド3%〜5%+エアドロ) | 中 | MMT Bricks 1.5x + Lux 3x |
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