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ユーザーがGithubやTwitter/Xアカウントを認証できるようにし、将来的には他のプラットフォームにも対応できるよう目指しています。
FCでは誰でも自由にアカウントを作成できるため、新しいアカウントが善意のユーザーかスパマーかを判断するのが非常に難しいです。私たちはそのアカウントがスパマーだと判断した場合は、機能へのアクセスを制限することがよくあります。
新しいアカウントが偽造しにくいアイデンティティ(例えば、5年以上前に開設し、20,000人以上のフォロワーを持つXアカウン保持)を証明できればその制限を解決できるかもしれません。具体的には、fid(アカウント識別子)が他のfidに対して特定のプラットフォーム(例えばX)のアカウント所有権を認証するシステムを提案しています。つまり、あるアカウントが他のアカウントに対して「この人は確かにTwitter/Xのアカウントを持っています」と証明できるようにするという事です。
新しいUserDataTypeの追加: 各プラットフォームごとに新しいデータ型を追加します。初めはXとGithubから始め、ユーザーに人気があり認証システム(OAuth)を持つためです。
具体例: AliceがWarpcastを使ってGithubアカウントを認証する流れを例として説明。
AliceがWarpcastにGithubアカウントを認証したいと伝える。
AliceがWarpcast内でOAuthフローを完了し、所有権が確認される。
Warpcastが、Aliceのアカウントキーで署名されたGithubタイプの新しいUserDataAdd deltaを発行する。
認証の確認は完全ではない:
認証システムがあるけれど、その認証が本物かどうかを確実に確認する方法がない。だから、ユーザーがその認証を信じるかどうかは、自分で判断しなければならない。
認証が一意でない:
1つのアカウントが複数の認証を持つことがある。つまり、同じソーシャルアカウントが異なるfid(アカウント識別子)で認証される可能性がある。
シンプルな方式を優先:
柔軟性よりもシンプルさを重視。これにより、システムの実装が簡単で、アプリ開発者が簡単に取り入れられるようになる。
オンチェーン認証を使用しない理由: オンチェーンアクションは高コストであり、モバイルデバイスでの失敗が多いため。
公的な署名で検証可能な認証を作らない理由: ユーザー体験が悪化し、全てのソーシャルネットワークで動作しないため。
ゼロ知識システムで検証可能な認証を作らない理由: 良いユーザー体験を提供する実装が見つかっていないため。
Warpcast: Twitter/Xアカウントの認証を開始し、機能がリリースされた後にプロトコルに公開。Githubのサポートも検討中。
Farcaster: リリース後、Warpcastはこれらのメッセージを公開し、他のアプリからの認証をサポート。
まとめ
・信頼性の向上: GithubやTwitter/Xアカウントの認証でユーザーの信頼性を高める。
・スパム防止: スパマーと本物のユーザーを見分ける手段を提供。
・OAuth使用: 既存の認証システムを利用。
・将来的な拡張性: 他のプラットフォームにも対応。
・データの一貫性: 認証データの一貫性と信頼性を維持。
luca5642