インド 海外観光客受け入れ約1年半ぶり再開も多くの定期便停止

インドでは、新型コロナウイルスの新たな感染者が減少傾向にある中、15日から海外からの観光客の受け入れをおよそ1年半ぶりに再開しました。ただ、多くの国との間で定期便の運航が停止したままで観光業への影響は長期化するとみられています。

インドでは、新型コロナウイルスの1日の感染者が、ことし5月には40万人を超えましたが、その後、減少傾向が続き1万人余りにまで減っています。

こうした中、政府は15日、海外からの観光客の受け入れを、およそ1年半ぶりに本格的に再開し、PCR検査の陰性証明やワクチン接種の証明があれば、一部の国を除いて隔離なしで観光することができるようになりました。

ただ、多くの国との間で定期便の運航が停止していることから、実際に入国できるのは、臨時便が運航する日本を含む20か国余りにとどまっていて、首都ニューデリーの空港では観光客の姿はまばらでした。

現地で旅行会社を営む男性は「収入がなかったので、再開を待ち望んでいました。海外からの問い合わせは増えていますが、以前のように戻るには1年ほどかかると思います」と話していました。

インドでは、先月からチャーター便を利用する観光客の受け入れを始めていますが、定期便の運航が再開されないかぎり、観光業への影響は長期化するとみられています。