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ビットコインのマイニングが不公平である理由と量子コンピュータ問題

ビットコインは総発行量の25%は5-10人程度によって採掘されている。

ビットコインは最初の2年間(2009-2010年)で総発行量2100万枚の25%、つまり525万枚が採掘されています。この525万枚のBTCは何人によって採掘されたのでしょうか?

もちろん、正確な数字は分かりません。1人が多数の採掘アドレスを使っているからです。

しかし、開発者のサトシ・ナカモトがこの2年間で110万枚、つまり当時の採掘量の1/5を彼1人で採掘していると推定されています。

当時はCPU、つまり一般的な家庭用PCでマイニングしていた時代ですから、サトシも例外ではなかったはずです。つまり、他のマイナーもサトシ同様の計算力で同期間マイニングしていたとすると、サトシを含めてたったの5人しかいなかったことになります。

実際には、サトシは最初から最も長く採掘していたと考えられるので、他の参加者は遅れて参加しているからもう少し採掘量は少なかったと考えると、人数はもう少し増えるでしょう。

それでも、25%の大半は5-10人くらいに初期分配されたと考えるのが自然なのです。

恐らく、ビットコインの開発に関わった少人数だけでマイニングしていたのではないでしょうか?

ビットコインのマイニングは公平なのか?

ビットコイン支持者はよく「ビットコインはICOもVCもプライベートセールもない。だから公平」という意見を言います。

しかし、全体の25%の資産を5-10人に初期分配することは公平と言えるのでしょうか?

「知れば誰もが参加できた」から公平でしょうか?

逆に「誰も知らない時にマイニングして採掘する」のはプレマインのプライベートな分配と何が違うのでしょうか?

例えばイーサリアムは開発チームへの分配は全体の5%だけです。(他の割り当ては、ICOが50%、マイニングが40%、非営利法人のイーサリアム財団が5%。)

ICOはマーケティング費用をかけて、大きく認知を広げた状態で販売しています。だから他の95%は、公開されたパブリックな分配だと言えます。イーサリアムの方がはるかに公平な初期分配ではないでしょうか?

結果的に公平?

「この初期に採掘された25%のBTCの大半は死蔵金になっている」という意見があります。

初期マイナー達はここまでBTCに価値がつくとはまさか思ってなかったので、秘密鍵の管理を怠っており、その多くは誰も動かせない死蔵金になっていると言われているのです。

現に、300万枚程度のBTCは採掘されてから一度も送金されてないため、持ち主が秘密鍵を無くしたか、持ち主がすでに死去している死蔵金になっているという推計があります。

つまり、初期に採掘分配されたBTCの多くは結果的にバーン(凍結)されているので、結果的にこの不公平性はなくなっていると言えるのです。

量子コンピュータの脅威

ところが、量子コンピュータの実現によってこの話は一気に変わります。

近年量子コンピュータは急激な進歩・発展を遂げており、「早ければ10年でビットコインに使われている楕円曲線暗号を解読する」という研究者もいます。

この暗号が解読されると以下2つのアドレスの秘密鍵を解読することができます。
① 一度でも送金したことがあるアドレス
② 初期に使われていたアドレス

どちらも「公開鍵」という情報が世の中に公開されているため、量子コンピュータはこの公開鍵から秘密鍵を解読できるのです。

秘密鍵を解読するということは資産を取得することができるということです。

つまり、300万枚程度と言われる初期に採掘されたビットコインは量子コンピュータで盗むことができるということです。

さらに悪いことに、これを防止する方法はありません。

今、持ち主がいて動かせるBTCについては、新しいアドレスに動かし、そこからは量子耐性暗号を用いた送金をするようにすれば量子コンピュータに盗まれるリスクはありません。

しかし、すでに持ち主のいない死蔵金については守りようがないのです。

ビットコインのネットワークをアップデートして、死蔵金を量子コンピュータでも動かせない様に凍結しようとする提案もあります。
しかしこれは、ソフトフォークでは不可能です。ハードフォークが必要です。

つまり、ビットコインキャッシュ(BCH)のような新しいコインを生成してそちらで凍結されるだけで、既存のビットコインにおいて特定のコインを凍結するのは不可能なのです。

つまり、300万枚程度、ビットコイン全体の15%のコインは量子コンピュータによって盗まれることが確定しているのです。

ビットコいぬのマイニングは分散している

そもそも問題の発端は、ビットコインのマイニングが初期に全く認知が広がっておらず、少数の人間に大部分の採掘が集中してしまったことにあります。

ビットコいぬのマイニングではこの解決をするために、Proof of Marketingという方法を導入しています。

ビットコいぬは、イーサリアム上に実装されたコインであり、セキュリティはイーサリアムに保護されているため、セキュリティのための暗号計算を必要としません。

だからビットコいぬのマイニングでは暗号計算の代わりに、Xでのマーケティングをマイナーに求めます。

これにより、ビットコインよりもはるかに早く認知を拡大し、はるかに早くマイナーを集め、はるかに分散された採掘を実現するのです。

もちろん、Xという中央集権的なプラットフォームに少し依存してしまうデメリットはありますが、結果的に初期分配が分散するかどうかが一番重要です。

また、イーサリアムは5年程度で量子コンピュータに対する防御耐性もアップデートする予定であり、量子コンピュータ対策も万全なチェーンです。

だからビットコいぬは、ビットコインのこの問題を完全にクリアしています。