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Solanaは財団に集権化したチェーンであり、永続性はない。

高額なSolanaノードの運営コスト

Solanaの根本的な問題は、ネットワークに参加するためには高額なノード運営費用を払わなくてはならないということです。

Solanaはその高速処理性能を実現するために、ネットワークノードに対する性能要件が非常に高いです。特に高速通信が求められるために一般の家庭用のインターネット回線では無理で、特注の回線を用意しなければなりません。一般家庭でそれを導入するには月額数十万円くらいのランニングコストがかかります。だからほとんどのノードはクラウドサーバーに集中していると考えられるのです。

さらに、Solanaノードを運営するためには月額30SOL位の投票費用もかかるために、トータルで月間100万円近くのランニングコストがかかるのです。

ステーキングの利回りが5%とだとすると、2000万円くらいのSOLをステークしてやっと黒字になるくらいです。 5000万円のSOLをステークしてやっと3%くらいのリターンになります。これだけのSOLを自己資金で持っている人はほとんどいないでしょう。

Solana財団の支援プログラム

なので、Solanaは自律的に分散する能力はほとんどないネットワークシステムなのですが、それでも現在1300弱のネットワークノードがいます。

これだけ条件が厳しい割には多い数です。

実はこれは、Solana財団によって水増しされた偽りの数字なのです。

Solana財団は保有する大量のSOLを使って委任プログラムを展開しており、ネットワークノードを増やしています。

これは、投票費用をSolana財団が肩代わりしたり、多額のSOLをノードにステーク委任することで委任料を支払うことで収益を支援する実質的な助成金プログラムです。

現在では7割近くのノードがこのプログラムを利用しており、5割近くのノードはこのプログラムなしでは赤字になるとされています。

なので本来のSolanaのノード数は半分以下、つまり500-600くらいだと言えるでしょう。

Solanaの不安定性

実際、Solana財団は気に入らない行動をしたノードを委任プログラムから外すなどしたことがあり(記事)、ネットワークに検閲する権力を一定有していると言えます。

とても集権的なネットワークです。

しかし最も問題なのは、「永続性が期待できない」ことではないでしょうか。

Solanaは財団の支援なしで自律的に分散・拡大することができないネットワークです。

なぜなら、ステーク額が大きいノードほどさらにステーク委任が集まりやすいからです。ステーク額が大きいほど収益性が高く、委任手数料も安く、退場する可能性も低いので、ステーク委任者は零細ノードよりも大手のノードを選ぶ方がメリットがあります。

つまり、Solanaは自律的に集中化していくネットワークなのです。

さらに、SOL価格が下落すると、固定費用を支払うのが厳しくなる零細ノードは退場に追い込まれていくはずです。

現に、これらの要因で現状Solanaのノード数は下落傾向にあります。(財団の支援を受けているにも関わらずです。)

https://solanacompass.com/statistics/decentralization
https://solanacompass.com/statistics/decentralization

このような不安定なネットワークに、永続性を期待することができるでしょうか?

SOL価格が暴落→ネットワークは縮小→SOL価格が暴落→ネットワークは縮小→・・・

と負のスパイラルで消滅するリスクは高いです。

だからSolana上のNFTには大した価格はついてません。永続するという期待こそがNFTの価値だからです。

同様に、ビットコいぬは「真のデジタルゴールド」をコンセプトに作られたコインなので、永続性がなにより大事です。Solanaで発行しても単なる投機的なミームコインにしかならないでしょう。

イーサリアムは大丈夫なのか?

Solanaとの違いは、ノードのランニングコストが安いことです。一般的な家庭用のインターネット回線で運営できますし、マシンに求められる要件も高くありません。投票費用もかかりません。

だから財団の支援がなくても、ETH価格が下落しても、ネットワーク安定して自律分散できるのです。

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これがイーサリアムがもっとも分散性が高く、永続性が期待できる理由です。

だからこそ、ビットコいぬはゴールドの永続性を実現するためにイーサリアムで発行されているのです。

Baseは大丈夫なのか?

ビットコいぬはイーサリアム上で2100万枚発行された後、全てBase上にてロックされてマイニングによってアンロックされていきます。

従って、少なくとも採掘されるまではBaseに存在します。

この目的はマイニングやトレードにかかるコスト(ガス代)を安価に抑え、保有を分散させることです。

しかしながらBaseは現状、イーサリアムほど安全なネットワークではありません。

https://l2beat.com/scaling/projects/base
https://l2beat.com/scaling/projects/base

とても低い可能性ではありますが、主に運営のコインベース社に関わる資金流出リスクがあります。

これらは、現在設計が進められているNative Rollupsというシステムがメインネットに構築されることで、解決できる見通しです。

Baseやその他のレイヤー2はNative Rollupを導入することでイーサリアムと完全に同等な安全性を獲得し、また高い連動性を手にいれることで、メインネットの一部になっていくことでしょう。

つまり、ビットコいぬは最初はBase上のミームコインとしてスタートしますが、数年後には全てイーサリアムと同等の安全性を獲得し、ミームコインを超えたデジタルゴールドになるコインなのです。

また、すでに採掘したBTCuについては、メインネットに移動することで安全を確保することも可能です。