
金融庁の人事と組織改編から見えてくる日本のWeb3政策の行方
久しぶりにBlogを書いております。記事は書こう書こうと頭の片隅で考えていても書けるものではないですね。とても実感しております。さて、先月6月はほぼ丸々アメリカへ出張してきました。テキサス州オースティンで開催されたCoindesk主催のConsensus2022へ参加し、ニューヨークで開催されたNFTNYCへ参加してきました。アメリカ出張中、クリプトの価格は大きく下落していました。2018年以前であれば、価格が下落しているとこのようなカンファレンスなどイベントへの動員や熱は落ちるものでした。しかしそれにも関わらず、両カンファレンスはとても熱気があり、そんなクリプトの下落など物ともしない勢いがあったことが印象的でした。 さて、日本では7月は中央官庁での人事の時期になっております。我々クリプト・ブロックチェン界隈にも大きく関わる金融庁の人事及び組織改編が見られました。昨日最新の幹部名簿が発表されました。 ニッキンさんでも記事になっておりました。 https://www.nikkinonline.com/article/53748 2022年7月7日付けの最新の金融庁の幹部名簿は下記U...

とある大学生から卒論「暗号資産業界を取り巻く環境変化と未来」に関する質問に回答した件(+おまけ)
あけまして、おめでとうございます。今年初めての記事を書きました。年末年始、自宅周辺はみなさん田舎に帰って一段と静かになり、外部からの連絡がパッタリと止んで、自然と仕事へ向かう時間が少なくなっていく時期でありました。そんな時は積み上がっていた本を片っ端から読み込んだり、写真を撮りに出かけたり、ぼやっとモヤモヤごとを考えていたりしました。 さて先日TwitterのDMにて、下記のようなメッセージをいただきました。お忙しいところ、突然のご連絡申し訳ございません。 現在、「暗号資産業界を取り巻く環境変化と未来」という題で卒業論文を執筆しています。そこで、暗号資産業界に詳しい方に簡単なアンケートを取りたいと考えているため、ご連絡差し上げた次第です。 もしよろしければ、2問ほどアンケートに答えていただけたら幸いです。 何卒よろしくお願いいたします。 ご連絡ありがとうございます。 アンケートは以下2点になります。 ①暗号資産業界は今後発展していくかどうか (簡単な理由も添えていただけると大変助かります。) ②もし発展していくとしたら、どのような環境整備(法整備など)が必要になると思うか お答え...

ファクトシート:ホワイトハウス、デジタル資産の責任ある開発に向けた初の包括的なフレームワークを発表(参考程度の日本語訳)
💡 3月にバイデン大統領からの命令を受け、2022年9月16日、ホワイトハウスがデジタル資産(暗号資産)に関するファクトシートを発表されました。今後の日本での暗号資産・Web3政策への影響も大きいため、参考程度の訳になりますが、メモとして公開いたしました。正確に把握される場合は、原文を読まれることを強くお勧めいたします。💡元記事 FACT SHEET: White House Releases First-Ever Comprehensive Framework for Responsible Development of Digital Assets https://www.whitehouse.gov/briefing-room/statements-releases/2022/09/16/fact-sheet-white-house-releases-first-ever-comprehensive-framework-for-responsible-development-of-digital-assets/2022年9月16日声明とリリース大統領の大統領令を受け、消...
ブロックチェーン戦略政策研究所 代表、日本ブロックチェーン協会 アドバイザー、最古参ビットコインおじさん、写真家、樋田桂一という名前らしい。Twitterは脳のオナラ。CEO & founder of Blockchain Strategic Policy Institute C

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金融庁の人事と組織改編から見えてくる日本のWeb3政策の行方
久しぶりにBlogを書いております。記事は書こう書こうと頭の片隅で考えていても書けるものではないですね。とても実感しております。さて、先月6月はほぼ丸々アメリカへ出張してきました。テキサス州オースティンで開催されたCoindesk主催のConsensus2022へ参加し、ニューヨークで開催されたNFTNYCへ参加してきました。アメリカ出張中、クリプトの価格は大きく下落していました。2018年以前であれば、価格が下落しているとこのようなカンファレンスなどイベントへの動員や熱は落ちるものでした。しかしそれにも関わらず、両カンファレンスはとても熱気があり、そんなクリプトの下落など物ともしない勢いがあったことが印象的でした。 さて、日本では7月は中央官庁での人事の時期になっております。我々クリプト・ブロックチェン界隈にも大きく関わる金融庁の人事及び組織改編が見られました。昨日最新の幹部名簿が発表されました。 ニッキンさんでも記事になっておりました。 https://www.nikkinonline.com/article/53748 2022年7月7日付けの最新の金融庁の幹部名簿は下記U...

とある大学生から卒論「暗号資産業界を取り巻く環境変化と未来」に関する質問に回答した件(+おまけ)
あけまして、おめでとうございます。今年初めての記事を書きました。年末年始、自宅周辺はみなさん田舎に帰って一段と静かになり、外部からの連絡がパッタリと止んで、自然と仕事へ向かう時間が少なくなっていく時期でありました。そんな時は積み上がっていた本を片っ端から読み込んだり、写真を撮りに出かけたり、ぼやっとモヤモヤごとを考えていたりしました。 さて先日TwitterのDMにて、下記のようなメッセージをいただきました。お忙しいところ、突然のご連絡申し訳ございません。 現在、「暗号資産業界を取り巻く環境変化と未来」という題で卒業論文を執筆しています。そこで、暗号資産業界に詳しい方に簡単なアンケートを取りたいと考えているため、ご連絡差し上げた次第です。 もしよろしければ、2問ほどアンケートに答えていただけたら幸いです。 何卒よろしくお願いいたします。 ご連絡ありがとうございます。 アンケートは以下2点になります。 ①暗号資産業界は今後発展していくかどうか (簡単な理由も添えていただけると大変助かります。) ②もし発展していくとしたら、どのような環境整備(法整備など)が必要になると思うか お答え...

ファクトシート:ホワイトハウス、デジタル資産の責任ある開発に向けた初の包括的なフレームワークを発表(参考程度の日本語訳)
💡 3月にバイデン大統領からの命令を受け、2022年9月16日、ホワイトハウスがデジタル資産(暗号資産)に関するファクトシートを発表されました。今後の日本での暗号資産・Web3政策への影響も大きいため、参考程度の訳になりますが、メモとして公開いたしました。正確に把握される場合は、原文を読まれることを強くお勧めいたします。💡元記事 FACT SHEET: White House Releases First-Ever Comprehensive Framework for Responsible Development of Digital Assets https://www.whitehouse.gov/briefing-room/statements-releases/2022/09/16/fact-sheet-white-house-releases-first-ever-comprehensive-framework-for-responsible-development-of-digital-assets/2022年9月16日声明とリリース大統領の大統領令を受け、消...
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今朝あるニュースを観て、そこから発展させて思考した事柄をTwitterへ書き込みました。それらを一纏めにし、さらに追記した記事が本記事になります。当該ニュースは美術手帖のWebサイトにて「批評は生き延びる必要がある。美術評論家連盟新会長・四方幸子インタビュー」という記事であった。たまたまTwitterで流れてきたのを懐かしい思いとともにリンクを開いてみたのです。古く90年代中盤頃からメディア・アートの展覧会やイベントへ通うようになりました。特に初台のNTT ICCで行われた展覧会には数え切れないくらい多く通ったところでした。そのICCの展覧会などをキュレーションしていたり、機関誌InterCommunicationの紙面に批評記事を掲載されていた四方さんの動きに注目していた。1,2度ICCの会場でお話をさせていただくことがありました。とても丁寧に対応いただき、ただの鑑賞者である私の話を聞いてくださいました。今回記事で彼女が持つ批評性で捉えられた業界の現象と世界をつなげて咀嚼されたものが出てきてるとても読み込んでしまうインタビュー記事となっておりました改めて尊敬する存在であると思った次第です。

Web美術手帖の記事の中で四方さんはこのような発言をしている。 "近代的なシステムが21世紀になり揺らいできていること、いわゆる「人新世」の時代に突入したこと、そして2020年以降の新型コロナウイルス感染症の状況がそれを加速化しています。そのなかで、人間中心主義的ではない世界観が重要になってきているわけです。"
また会長に就任された美術評論家連盟会の会報である『美術評論家連盟会報』22号に四方さんが書かれた記事も併せて読まれることをオススメします。

2022年01月22日 公開なだらかなコミュニケーションをめざして四方幸子https://aicajapan.com/ja/no22shikata/
"変動とは、具体的にはVRやAI、生命科学、宇宙科学に代表される科学・技術の進展が、近代において自明とされていた「現実」「人間」「生命」などの概念を問い直し、哲学、倫理的な問いを投げかけていること、環境汚染や気候変動が深刻化し、人間のみならず地球上の様々な存在を巻き込んだ「人新世」と呼ばれる時代に突入していること、そしてジェンダーや人種、経済などあらゆる面での不均衡に対し人々から声が上がり、議論が巻き起こっていることなどである。いずれも西洋近代を基盤とした既存の諸システムの修正や更新を迫るものであり、美術界においても例外ではない。" ここまで引用。
やはり既存の価値基準が崩れ、新たな価値基準へとトランジットしていく時代に入ったということをこの批評文から読み取ることができる。そしてそれが実感できる時代に入っているわけです。我々の界隈でも社会の一部としてこれらの価値観から影響を受け、更にはそのトランジットするための道具の1つとして「Web3技術」を世に提供する側にも責任があるのだと考えるわけです。ただ単にWeb3技術を現状の価値観の世界へ適応することを思考するのでなく、今後トランジットした新しい価値観・新しい社会制度をもった世界を逞しく想像しながら、そしてその以降のスピードとバランスをしっかり状況把握をしながら合わせて、Web3技術を提供していくことも大事であると考えております。タダの道具としてのWeb3技術ではなく直面している問題をしっかり理解し、その問題解決に当たっている人たちに力を与えるような存在になれるよう、我々も壁を超えて様々な世界の人たちとコミュニケーションを取っていかなくてはならないとここ数ヶ月は毎日のように考えていました。


1つの答えが、マイクロDAO"Alga(アルガ、Alga = 藻類)"であります。大阪大学大学院の落合渉悟くん、千葉商科大学の泉 絢也先生、橋本 祐弥くんと4名で11月くらいから毎週時間を作り、議論をしてます。それが”DAO研究会”であります。プロダクトを作っているベースから骨格まで落合くんが作り、他の者はそこへ肉付けやらを行っております。 我々はただ空想・机上の議論で終えるのではなく、ブロックチェーンエンジニアである落合くんが実質全てのプロダクトを製作し、実際に実世界へアダプトするため実証実験を行う相手探しをしたり、実際に動きを始めているのです。DAO自体は様々な定義ができるわけですが、我々は大きな組織ではなく小さな組織・コミュニティ(町内会、PTA、そして、マンション理事会など)に対して提供されていくDAOを志向しております。詳細はまた後日公表予定です。

四方さんも指摘されていたように国家という大枠を思考したり動かすことにもう限界が来ている。それであればそれぞれ小さな組織・コミュニティが中央集権的なガバナンス組織(理事会など)に依存せず、参加する全てのステークホルダーに対して議題提案権と投票権を与えて、事を進めることをできる道具を提供していこうというのが我々のコンセプトです。皆でそのコミュニティにもっと貢献でき、そのコミュニティ自体に所属している事自体が誉れとなるよう促すマイクロDAO。それが”Alga”です。ちなみに先日、自民党デジタル推進本部NFT政策推進PT座長の平将明先生にも、落合くん自ら説明させていただきました。

2つ目はVCであるDigital Base Capitalの桜井さんとの対話で始まった”Web3×地方創生”ということに接続していきます。これまでFinTech業界や不動産業界でさまざまなロビー活動をされてこられた桜井さんと久しぶりにお会いして、そこからこのWeb3x地方創生の文脈が始まりました。彼自身、FinTech業界とは大きく離れた漁業に対して大きな疑問をいただき水産庁への働きかけを実施されております。趣味の釣りから始まったというこの視点は小さな漁場から大きく国境付近の状況までを見通す彼の見識の高さと見渡す力が後押しをさせているんだと思います。彼からそんな地方での漁業などの状況をお聞きしている中で、やはり地方の疲弊した現状と、そこに渦巻く欲望と、国家による取り組み等が複雑に絡み合うことが見えてきてどうしようもない様になっていることを感じ取ることができました。そこで私からWeb3技術を用いて様々なソリューションっぽいお話をしたところ、やはり意気投合し、現在は様々な形でWeb3x地方創生のプロジェクトを進められるのではないかと企画しております。

1つ目にあげたマイクロDAO”Alga”自体も、この2つ目のWeb3x地方創生につながっていくんですが、この2つ目の世界ではマイクロDAOはその一部でしかないわけです。もっと広い範囲での地方創生という文脈で、彼らの価値観や文化を尊重した形であり、どちらかがどちらかに依存する形でもなくお互いがコミットメントする形をWe3技術という道具をご提供させていただきたく思っております。
また四方さんがご指摘されていた近代的人間中心主義的ではない世界観にたどり着きます。近代以降の西洋の価値観を押し付けられ(フラット化)、または取り入れようと努力していた地方の方々がおられます。先祖返りになりそうですが、地方独自の文化の価値観でも経済や文化生活が回る世界を作っていくことこそ、改めて新たなステージへシフトするために進めていくことになるはずです。このことこそが、本当の意味での地方創生であると考えております。都市文化や価値観こそ絶対であったかのように思えた時代はとっくに過ぎているのです。地方独自の価値観とそれを表現できる街が生き残っていくはずです。これが地方創生を実施した後の姿であろうと思うわけです。イメージできないゴールを設定しても、ゴールを設定しない場合でも、時とお金を消費するだけです。本当にしっかり想像できる地方創生のゴールを設定して、あるべき姿の地方の街を地元に住んでいる方々で構築していき、運営してくべきなのです。我々はWe3技術でその地方創生をドライブさせていきたいと考えております。
2022年2月21日 樋田 桂一
最後にに断っておきます。このBlog記事は、現在私樋田が所属する団体および組織とは無関係であります。私個人としての文書であります。
今朝あるニュースを観て、そこから発展させて思考した事柄をTwitterへ書き込みました。それらを一纏めにし、さらに追記した記事が本記事になります。当該ニュースは美術手帖のWebサイトにて「批評は生き延びる必要がある。美術評論家連盟新会長・四方幸子インタビュー」という記事であった。たまたまTwitterで流れてきたのを懐かしい思いとともにリンクを開いてみたのです。古く90年代中盤頃からメディア・アートの展覧会やイベントへ通うようになりました。特に初台のNTT ICCで行われた展覧会には数え切れないくらい多く通ったところでした。そのICCの展覧会などをキュレーションしていたり、機関誌InterCommunicationの紙面に批評記事を掲載されていた四方さんの動きに注目していた。1,2度ICCの会場でお話をさせていただくことがありました。とても丁寧に対応いただき、ただの鑑賞者である私の話を聞いてくださいました。今回記事で彼女が持つ批評性で捉えられた業界の現象と世界をつなげて咀嚼されたものが出てきてるとても読み込んでしまうインタビュー記事となっておりました改めて尊敬する存在であると思った次第です。

Web美術手帖の記事の中で四方さんはこのような発言をしている。 "近代的なシステムが21世紀になり揺らいできていること、いわゆる「人新世」の時代に突入したこと、そして2020年以降の新型コロナウイルス感染症の状況がそれを加速化しています。そのなかで、人間中心主義的ではない世界観が重要になってきているわけです。"
また会長に就任された美術評論家連盟会の会報である『美術評論家連盟会報』22号に四方さんが書かれた記事も併せて読まれることをオススメします。

2022年01月22日 公開なだらかなコミュニケーションをめざして四方幸子https://aicajapan.com/ja/no22shikata/
"変動とは、具体的にはVRやAI、生命科学、宇宙科学に代表される科学・技術の進展が、近代において自明とされていた「現実」「人間」「生命」などの概念を問い直し、哲学、倫理的な問いを投げかけていること、環境汚染や気候変動が深刻化し、人間のみならず地球上の様々な存在を巻き込んだ「人新世」と呼ばれる時代に突入していること、そしてジェンダーや人種、経済などあらゆる面での不均衡に対し人々から声が上がり、議論が巻き起こっていることなどである。いずれも西洋近代を基盤とした既存の諸システムの修正や更新を迫るものであり、美術界においても例外ではない。" ここまで引用。
やはり既存の価値基準が崩れ、新たな価値基準へとトランジットしていく時代に入ったということをこの批評文から読み取ることができる。そしてそれが実感できる時代に入っているわけです。我々の界隈でも社会の一部としてこれらの価値観から影響を受け、更にはそのトランジットするための道具の1つとして「Web3技術」を世に提供する側にも責任があるのだと考えるわけです。ただ単にWeb3技術を現状の価値観の世界へ適応することを思考するのでなく、今後トランジットした新しい価値観・新しい社会制度をもった世界を逞しく想像しながら、そしてその以降のスピードとバランスをしっかり状況把握をしながら合わせて、Web3技術を提供していくことも大事であると考えております。タダの道具としてのWeb3技術ではなく直面している問題をしっかり理解し、その問題解決に当たっている人たちに力を与えるような存在になれるよう、我々も壁を超えて様々な世界の人たちとコミュニケーションを取っていかなくてはならないとここ数ヶ月は毎日のように考えていました。


1つの答えが、マイクロDAO"Alga(アルガ、Alga = 藻類)"であります。大阪大学大学院の落合渉悟くん、千葉商科大学の泉 絢也先生、橋本 祐弥くんと4名で11月くらいから毎週時間を作り、議論をしてます。それが”DAO研究会”であります。プロダクトを作っているベースから骨格まで落合くんが作り、他の者はそこへ肉付けやらを行っております。 我々はただ空想・机上の議論で終えるのではなく、ブロックチェーンエンジニアである落合くんが実質全てのプロダクトを製作し、実際に実世界へアダプトするため実証実験を行う相手探しをしたり、実際に動きを始めているのです。DAO自体は様々な定義ができるわけですが、我々は大きな組織ではなく小さな組織・コミュニティ(町内会、PTA、そして、マンション理事会など)に対して提供されていくDAOを志向しております。詳細はまた後日公表予定です。

四方さんも指摘されていたように国家という大枠を思考したり動かすことにもう限界が来ている。それであればそれぞれ小さな組織・コミュニティが中央集権的なガバナンス組織(理事会など)に依存せず、参加する全てのステークホルダーに対して議題提案権と投票権を与えて、事を進めることをできる道具を提供していこうというのが我々のコンセプトです。皆でそのコミュニティにもっと貢献でき、そのコミュニティ自体に所属している事自体が誉れとなるよう促すマイクロDAO。それが”Alga”です。ちなみに先日、自民党デジタル推進本部NFT政策推進PT座長の平将明先生にも、落合くん自ら説明させていただきました。

2つ目はVCであるDigital Base Capitalの桜井さんとの対話で始まった”Web3×地方創生”ということに接続していきます。これまでFinTech業界や不動産業界でさまざまなロビー活動をされてこられた桜井さんと久しぶりにお会いして、そこからこのWeb3x地方創生の文脈が始まりました。彼自身、FinTech業界とは大きく離れた漁業に対して大きな疑問をいただき水産庁への働きかけを実施されております。趣味の釣りから始まったというこの視点は小さな漁場から大きく国境付近の状況までを見通す彼の見識の高さと見渡す力が後押しをさせているんだと思います。彼からそんな地方での漁業などの状況をお聞きしている中で、やはり地方の疲弊した現状と、そこに渦巻く欲望と、国家による取り組み等が複雑に絡み合うことが見えてきてどうしようもない様になっていることを感じ取ることができました。そこで私からWeb3技術を用いて様々なソリューションっぽいお話をしたところ、やはり意気投合し、現在は様々な形でWeb3x地方創生のプロジェクトを進められるのではないかと企画しております。

1つ目にあげたマイクロDAO”Alga”自体も、この2つ目のWeb3x地方創生につながっていくんですが、この2つ目の世界ではマイクロDAOはその一部でしかないわけです。もっと広い範囲での地方創生という文脈で、彼らの価値観や文化を尊重した形であり、どちらかがどちらかに依存する形でもなくお互いがコミットメントする形をWe3技術という道具をご提供させていただきたく思っております。
また四方さんがご指摘されていた近代的人間中心主義的ではない世界観にたどり着きます。近代以降の西洋の価値観を押し付けられ(フラット化)、または取り入れようと努力していた地方の方々がおられます。先祖返りになりそうですが、地方独自の文化の価値観でも経済や文化生活が回る世界を作っていくことこそ、改めて新たなステージへシフトするために進めていくことになるはずです。このことこそが、本当の意味での地方創生であると考えております。都市文化や価値観こそ絶対であったかのように思えた時代はとっくに過ぎているのです。地方独自の価値観とそれを表現できる街が生き残っていくはずです。これが地方創生を実施した後の姿であろうと思うわけです。イメージできないゴールを設定しても、ゴールを設定しない場合でも、時とお金を消費するだけです。本当にしっかり想像できる地方創生のゴールを設定して、あるべき姿の地方の街を地元に住んでいる方々で構築していき、運営してくべきなのです。我々はWe3技術でその地方創生をドライブさせていきたいと考えております。
2022年2月21日 樋田 桂一
最後にに断っておきます。このBlog記事は、現在私樋田が所属する団体および組織とは無関係であります。私個人としての文書であります。
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