Gaibの名前はDuneのLisan-al Gaibからとっており、彼ら曰く、GPUはこれからのもっとも重要な資産になりうる素質があり、まさにゴールドETFが出る前のゴールドであり(あまり直接所有、トレードをすることができない)、これからのポテンシャルが非常に大きいとしています。まさに本世紀の「スパイスとなりうる」と。(すみません、Dune ファンなので笑)
GPUはメインにAIのトレーニングや3D画面のレンダリングに使われることが多く、近年においては需要が上昇している勢にあります。下記の図はGPUの最大手、Nvidiaの収益のデータであり、年々上昇していることがわかります。
Gaibはメインのターゲット層はもちろんこのようなところではなく、メインにNvidiaが取りこぼしている市場の真空を補填する形の小さいGPU Cloud提供者をターゲットとしており、彼らに対して、初期資金があまりなく、始めるのが難しかったり、より多くの金で再投資をしたかったりするところに対して資金の貸し付けをしています。
Gaibはメインに下記の3つのモデルで資金をGPU Cloudスタートアップに貸し付けようとしています。
Bond(社債)
Bondはもちろん約束力がより大きく、リターンもあらかじめ決まった年利になりますので、Gaibのモデルの中においては、ローリスクローリターンになります。
Equity(株式)
これに対して、EquityはそのGPUのスタートアップとともに成長をしていく感じで、非常に上手くいけば理論上収益に上限はないが、償還義務は別にGPUスタートアップ側からしてもないので、Gaibのモデルの中においては、ハイリスクハイリターン。
上記2種類の混合型
また、両方を混ぜたハイブリット型もあります。
メインのリスクはこのようなGPU スタートアップは安定しているかどうかは不明確、契約の満期までが長く(3ヶ月〜3年の間と)、リアルイールドはどうなのかが不明であること。
GaibはこのようなGPUのストーとアップを投資し、彼らのBondだったり、Equity だったりのポートフォリオを担保に、オンチェーンで独自ステーブルを発行しようとしています。このステーブルの名前はAIDと呼んでいます。
AID自体は1ドルとペッグをしており、更にステーキングをすると「持続可能な」報酬をもらうことができます。
5月よりキャップ付きで始められたイベントで、この前一気に5M のキャップ→50M まで上限があげられました。要点をまとめてみました
入金したら原資がロックされます
ロック期間はPendleのマーケット満期 & 彼らのアナウンスから判断すると9月前では解除される予定
下記のスクショの4点目でもある通り、原資に対してT-billとGPUからのイールドがあるそうですが、現時点(6月)では実際のイールドを観測できていません。
毎日ポイントを取ることができます、1USDにつき1Spice/日
これが最も基礎的な入金で、入れると、5倍のブーストを取ることができて、L2からも入金可能。入金する際、彼らは最大承認(Max approval)を求めてきますが、許可しないとUIがバグります、とりま許可して、後ほどRevokeをすることを推奨します。
上記のリンクは私のサブ垢のリファリンクにもなっています。
Pendleは2つのプールがあり、本質的な違いはなく、USDTのリスクを取るか、USDCのリスクを取るかが唯一の違いになります。Underlying イールドは現時点はなく、
YT&LPの取れるブーストはCap 3のブースト*4倍なので、合計20倍のブーストをもらうことができます。Underlying イールドは満期までゼロの可能性が大きいので、YTは買った分全部満期でドル価値がゼロになって、その代わりに大量のポイントをもらうことができます。
LPのSY部分においても同じくこのポイントブーストを取ることができます(20倍)
こちらが彼らのイベントのコントラクトの監査であり、厳重な問題が3つほど発見されており、すべて解決済みです。彼らの今やっている入金イベントはさほど問題がなさそうです
彼らのブログや宣伝では、イールドが出る(T-bill)と言われていますが、軽くコントラクト見てみましたら、資金は現時点においてCap3は動かされていないまま、Cap1,2の金はすでにAmber Groupに送金をしています。GaibのModの人はイールドがエアドロと同時に出るなどの真偽不明の情報を伝えているため、ここは少し気になりました。
現時点実際のリアルイールドはゼロです(6月5日時点)、資金をオンチェーンで見てみたら、大体Amber groupに送っていますので、そちらで運用を任せている感じと思います。
また、Underlyingイールドは配る予定がないとPendleのマーケットをデプロイしたチームの方が言っています。
メッセージのスパミングをインセンティブづけするロールの付け方で、あまり個人的にこういうのは好みではないし、資金デポジットという観点でみると、ロールに過度な割り当てがあると薄められる可能性があります。
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