こんにちは、たぬきっつぁんです。試しにMirror.xyzという分散型ブログサービスを使って書いているのでここでは初投稿となります。普段はnoteにガジェット系の駄文を載せていますが、こちらではWeb3関係(NFT、メタバース、ブロックチェーンなど)で調べたことなどを書こうと思います。
※Web3について調べ始めたばかりということと、なるべくわかりやすく噛み砕いて書いているため説明不足な部分や厳密に言えば異なる点があるかもしれません。最新の正確な情報は各サービス公式の情報をご参照ください。
ENS(Ethereum Name Service)とは
ENSドメインの使いみち
ENSでのドメインの取り方
ENSでのドメイン取得にかかる費用
一言で表すなら「〇〇.eth」というドメインが買えるサービスです。普通の「.com」や「.jp」と違うのは、イーサリアムのネットワーク上に作られているという点です。あまり詳しく説明すると難しいのでざっくり言うと、イーサリアムの取引やDapp(イーサリアムを使って作られたアプリ・もちろんENSもDappの一つ)上でだけ使えるということです。そのため普通のドメインとは性質が全く異なります。
他にもたくさん使いみちはあると思いますが、とりあえず6つ紹介します。
おそらくこれが一番メジャーな使い方だと思います。ウォレットの 0x9cF… みたいな長くて複雑な文字列のアドレスの代わりになります。アドレスの記入ミスで送金に失敗することを防いでくれます。
IPFSという仕組みを使うことで分散型Webサイトを構築することができます。このアドレスとしてENSドメインを使うことができます。詳しくはこちらのブログが参考になると思います。
ENSドメインを取得すると勝手にOpenseaにドメインが表示されます。もちろんこれをそのまま販売することができ、最近ではENSで4桁の数字ドメインの取引が急激に増えて話題になっています。
上記の記事の通り、ENSにはサブドメインの機能があります。サブドメインにはそれぞれ別のウォレットのアドレスを設定できるため、これを利用して好きなドメインのサブドメインだけ保有するということが可能になります。
取得したドメインの末尾に .xyz をつけることで、設定したテキストレコードや自分のNFTコレクションがプロフィールのように一覧で表示されます。ENSの創設者である Nick Johnson氏のプロフィールは充実しているのでぜひ見てみてください。
一応tanukizzanのプロフィールも載せときます。(ほとんど設定はしてませんが…)
このサイト、Mirror.xyzではENSドメインをユーザーIDの代わりに設定することができます。なにも設定しないとウォレットのアドレスそのままになってしまいURLが長くてわかりにくくなってしまうため、ENSドメインを設定することでわかりやすくなります。以下はtanukizzanのトップページになります。
https://mirror.xyz/tanukizzan.eth
本当は tanukizzan.eth を取った時にスクリーンショットを撮っておけばよかったんですが、取り忘れたので適当な名前で途中まで進めます。
また前提条件としてブラウザにMetamaskなどの仮想通貨ウォレットを登録し、十分なイーサリアムが入金されている前提で進めていきます。
所要時間としてはスムーズにいけば10分程度で完了します。


この時にガス代を確認してあまりに高額な時は購入を控えて安くなるのを待つのも手です。
まだドメインが取れたわけではありません。ここでは「ドメイン取得をリクエストするためのガス代」を払います。金額の詳細は後述します。
1分待ちます。他の人が同じ名前を登録しようとしていないか確認するためらしいです。
この取引が承認されればドメインは自分のものになります。ここでドメイン名と「ドメイン購入のためのガス代」を払います。これでとりあえず「ドメインの購入」は完了です。

特にウォレットと紐づける予定がない方や売却する前提の方はここはスキップして大丈夫です。ウォレットのアドレスとして取得したドメインを紐づける場合はこのステップが必要です。Select one of your ENS names で取得したドメインを選択し、Save ボタンで完了です。ここでもガス代がかかります。

これも記入は自由ですが、ENSの機能としてTwitterアカウントやNFTアイコンなどをドメインと紐づけることができます。
ここでもまたガス代がかかるため私はまだやっていません。
とりあえずこれで初期設定は完了です。お疲れ様でした。
個人的にここが心配だったのですがあまり詳しく書いたサイトがなかったので詳細に書きます。まずはENS取得にかかった費用を順番に書きます。ENSドメインは登録期間が選べ、今回は2年契約で購入しました。イーサリアム価格は小数点4桁で四捨五入しています。ドル価格は購入当時の推定価格です。
※ ガス代は「Gwei」という単位で表します。現在のガス代は Ethereum Gas Tracker で確認できます。ENS上では at most 0.000 ETH gas fee の下に記載があります。私が購入した時は16Gweiと表示されていました。
ドメイン取得をリクエストするためのガス代:0.0009ETH(2.14ドル)
ドメイン名(2年契約):0.0043ETH(10.92ドル)
ドメイン購入のためのガス代:0.0035ETH(8.79ドル)
ウォレットのプライマリーENSに登録するためのガス代:0.0019ETH(4.75ドル)
合計:0.0106ETH(26.6ドル)→日本円で約3488円
購入した日時は5月9日の朝8時30分頃で、当時はガス代が16Gwei(最大0.004ETH)くらいだったので比較的安く購入できたと思われます。時間帯によってガス代は変動するので、おそらく20Gweiを下回ったら格安な時間に入ったものと思われます。(夕方6時頃に見たところ↓の画像のようにガス代が上がっていました)

更新:5月10日朝9時すぎに見たところガス代が100ドルを超えていました。このようにガス代は常に変動しているため購入される場合は注意してください。

またMetamaskを使って購入する場合承認にかかる時間によってガス代を選ぶことができるため若干表示されている価格よりも安く購入できる場合があります。実際「tanukizzan.eth」を購入したときにMetamask上で「低」のガス代を選んだところ若干安く購入することができました。その代わりイーサリアム上での承認に時間がかかりますが、5分くらいで終わったので節約したい方はこちらを選んでも良いと思います。
ただしあまりにガス代が低いと承認に時間がかかりすぎて**「トランザクション詰まり」**を起こすおそれがあります。これは何時間経っても承認が終わらず取引が成立しなくなる現象です。私も実際にウォレットのプライマリーENSに登録するためのガス代を支払う時にトランザクション詰まりを起こしてしまいました。
というのもアドレスを変えるだけで5ドルも払うのは高すぎると思い、3ドルくらいまで安くなった瞬間に取引ボタンを押したところ30分経っても承認が終わらなかったのです。対処法としてはMetamaskのスピードアップボタンを押して4.75ドル払うことで解決しました(最初の3ドルは払わなくて大丈夫です)。詳しい対処法は以下のブログで解説されています。
https://pprct.net/howtosolve_transaction-pending/
私はENSで初めてNFT取引を体験しました。もともとNFTの勉強のためにと購入してみましたが、トランザクション詰まりやなんでもかんでもガス代がかかることなど、イーサリアム取引あるある(もしかしてENSだけ?)がわかってとても良い経験になりました。
自分で購入してみて思いましたがENSドメインは初めてのNFT購入にいいかもしれません。投資目的ではなく純粋に自分のハンドルネームなどのドメインを持つのは面白いと思いました。これからこのドメインをどう活用していくか試行錯誤してみようと思います。
最後まで閲覧ありがとうございました。

