僕は現在東京に住んでいます。18年間育った地元、僕の場合は新潟市西区ですが、今現在は2年に1回ほどの帰省にとどまってしまい、帰省の中での経済活動以外ではまったく地元の経済に貢献できない状態が続いています。ふるさと納税などの方法もありますが、大きな経済やビジネスを動かすということに貢献はできておらず、僕と同じように地元愛はあるにも関わらず、何もできていないという方も多いのではと思います。
ここでは東京在住、首都圏在住の人がどうやって地方の大きなビジネス(最初は小さく始める)に貢献できるかを考えたメモになり、割と個人が考えた仮説多めで話しています(笑)
首都圏在住者が地元へのビジネスの大きな貢献としては、いくつかのスタンスがあるかと思っています。前提として、首都圏在住を辞めて、地元に帰って、そこで起業して、地方からビジネスを盛り上げていくというスタンスはとても素晴らしいことだと思いますし、地の利を活かして大きなビジネスを作り上げられることが検証済みであれば、そのチャレンジは個人として大いに応援したいなと思っています。一方で、地方の小さい社会課題にあまりにも強くフォーカスを当てすぎた事業のスタンスだと、局所的な最適解を最初から作り出してしまうため、そこからの全国や世界展開にしづらさもあるかと思っています。また、今の首都圏在住を環境として変えなければならないというハードルもあります。

個人的には地方の局所的な社会課題解決を実施するのは資本が充実している地方の大手企業が行うべきで、個人や小さなスタートアップがやるには資本と時間があまりにも足りないと感じています。よって最初から地元に帰って、、という思い切ったスタンスではなく、首都圏在住でも小さくできる大きなビジネスの方向性の中からまずは始めてみるということもあると思います。
地方との格差でいうと、インターネットの普及やその上に集まっているコンテンツとしての情報の伝達からすると、ほぼ情報格差は無く、(確かに収入差などは未だにあるかと思いますが、)また地方にいる方で僕なんかよりも明らかに優秀な方も多くいますし、能力の差もそんなに大きくないかと思っています。それよりも首都圏と地方の差でいうと、ビジネスに係る人数、実績を作ったノウハウ、意識の差が大きいように思います。これは個人・企業の両方において首都圏との差は大きいと感じます。逆にその差を生かして首都圏から地方へビジネスを展開していく。本来ならば実績を作るノウハウと意識の差も無くして行く必要があるのですが、テクノロジーの力だけでは埋められない領域であるため、この差を活かしたビジネスがしばらく(あと10年以上は)続くかと思っています。この差を埋めることを今回は貢献できるポイントとします。
事実として、首都圏でDXや広告運用を推進し、実績として貯めた個人や企業としてのノウハウをそのまま地方に持っていってビジネスを展開している方々が、僕個人でも目や耳にする形で出始めているという状況があります。この場合のスタンスとして、最初からJカーブ型のスタートアップを始めるのではなく、スモールビジネス型で、上記の差を吸収するビジネスの展開を狙い、その地方で拡大を行ってく。新潟の企業の例ですが、ユニークワン様とか、まさに上の例に近いものかと思いますし、こちらのケースの場合は新潟で起業をされていますが、解こうとしている課題が新潟に限定されたものでは無いと思います。

要は、場所としてどこに自身の拠点を置くか、更にはどういった課題から入るかの2つが大きな焦点だと考えていますが、首都圏在住者が始めやすそうなポイントがあるとすると、今の拠点からは変えず、課題は全国の企業にあるDX推進のコンサルや事例作り、デジタルマーケティングの運用などが取り組みやすいと考えています。
まずは上のスキームで個人事業主として地元・地方に関わりを持つ、その規模が大きくなってきたら法人化やその地方に支社を持つなどの段階を踏めるとよりリスク無く始められそうです。個人というよりは法人として、またより大きな長期的なゴールになりますが、地元・地方に起業家を育成するということも視野にいれるのだとすると、上の作った支社を中心として、(具体的には卒業生が中心となって、)地方に起業家ネットワークを首都圏から作っていくという可能性もあると思っています。
これを進める上で、地方にそもそも中心人物がいないと… のようになる可能性もあるので、そこは上のスキームだと簡単には超え難い内容になりますので、ある程度事前に地元・地方企業とのつながりや信頼の獲得が十分に無いといけない進め方になるかと思います。
スタートアップは地方の小さい課題を解決する資金余力と時間が無い。よってそこに目を向けるのはそもそも不向き。
地方に移住して地方の社会課題を解くよりも、首都圏在住で全国に展開できる課題を地方企業に導入できるように進めるのもありだと思う。まだ地方と首都圏では実績のノウハウと意識の差があるため、ビジネスになりやすい。
ただし、地方の企業の中に深く入り込むためには、近くの場所にいることが望ましいなどの課題も出てくる
