“The elementary mathematics of compound interest is one of the most important models there is on earth.” -- Charlie Munger
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Twitter買収で騒がしているElon Musk、様々な意見が交錯しているのを見て、彼が辿ってきた足跡を改めて知りたいと思って、2018年頃までのTeslaについて書かれた本を読んだ。
書いた人は、過去にイーロン・マスク取材した時にその手腕を買われTeslaに入社したようで、信頼できそうだった。Substackの共同創業者でもあるそう。
ちなみに先日Teslaの純利益はトヨタを抜いた。また少し情報調べただけで、ロボットやエネルギー事業、製造の改善度合いなど企業としての強さが桁違いで、過小評価していたことを恥じた。凄いとは思ってたけど、次元が違った。
少し前の決算発表でもイーロン・マスク本人曰く、Appleとサウジアラムコを足した時価総額(4兆ドル以上)を超える価値に到達する道が見えたという。そんな会社やイーロンの歴史。
以下、メモ。
PayPal時代に一緒に仕事もし、かなり近い距離にいるマックス・レヴチンのイーロン・マスク評
イーロンのすごいところをひとつ挙げるなら、自分のビジョンを天命のようにして押し通せることかな」と二〇〇七年に、マスクとともにいまのペイパルを作り上げたマックス・レヴチンは言っている。「誰かが、〝そんなことは無理だ〟と言うとするだろう。すると肩をすくめて〝僕はできると思う〟と答える。まさしくそんな人間なんだ」
マスクが従来型のリーダーでないことは周知の事実だ。いまの部下からも以前の部下からも、大胆で魅力的であると同時に、扱いづらい人物だと評される。「イーロンはいつでも、〝なぜもっと早く進められない?〟と言ってくる」。
ある社員はライターのティム・アーバンにそう語った。「もっと大きく、もっと良く、もっと速く。いつもそう求めるんだ」。
共同創業者で、テスラの最高技術責任者のJB・ストローベルですら、自社のCEOを「すばらしく挑戦的な人間と、信じられないほど気難しい人間との興味深いミックス」と呼んでいる。だが、マスクがCEOを務める上で最も重要な特長は、厳しい時期を乗り切っていく能力ではないだろうか。
彼がよく引用してみせる、こんなお気に入りの文句がある──「もしも地獄の真っただ中にいるのなら、そのまま突き進め」。
マスクはビジネスリーダーとして、スティーブ・ジョブズと共通する点が少なくともひとつある。戦時のCEOだということだ。こうしたリーダーは社が存亡の危機に直面したときに自ら陣頭指揮を取る、とベン・ホロウィッツは言う。
(中略)戦時のCEOが率いる会社はミッションをごく忠実に守ることに頼ろうとする**。平時のCEOがプロトコルに従うなら、戦時のCEOは勝つためにそれを破る。**平時のCEOが企業文化を定義するなら、戦時のCEOは戦いに合わせて企業文化を塗り替える。
平時のCEOが大きなアドバンテージをどう活用するかを知っているなら、戦時のCEOはパラノイアである。 「われわれは何度も臨死体験をした」と、マスクはテスラの歴史を語った。「目の前に死があった──ほんの目と鼻の先に」
「どうせ戦いをするのなら、前線にいるほうがずっといい」。モデルSの製造を開始したとき、なぜ工場の床にデスクを置いているのかと聞かれて、マスクはそう説明した。「大将が前線の後ろに引っ込んでいたら、負けに行くようなものだ」
ホロウィッツは書いている。「戦時のCEOは、もしそれが最優先指令のじゃまになるとしたら、蚊の尻についている 塵 ひとつにも気を使うものだ」
**「もしわれわれが成功できなかったら、だから電気自動車なんかやるべきじゃないんだという反証の例にされてしまう」。**テスラが金融危機で倒産の危機に瀕したときに、マスクは語った。「ただの馬鹿な自動車メーカーの実例としてテスラが使われてしまうんだ」
Elon Muskぽいなと思う場面。やろうとしてることは壮大だが、第一原理思考で捉え、実際に必要な数字とそれの実現可能性を語っている。
太陽光パネルと高性能の充電池があれば、世界を化石燃料から持続可能エネルギーへ移行させることができる。マスクはそう考えている。そして数字を見せる。テスラのパワーパックがスクリーン上に現れる。相撲取りの 棺桶 のような白い金属の箱。なかにはテスラ製のバッテリーパックが何列も高く積み重なっている。われわれに必要なのはこういったパワーパック二〇億基だけ、そうすれば化石燃料にまったく頼らずにすむ。
二〇億というのはそれほど多くない。いま道路を走っているクルマとトラックの数もそのくらいだし、しかもそうした車両は二〇年ごとに一新される。「これは実際に人間の力でやれる範囲のことだ」とマスクは抑えた声で主張する。「われわれはこれまでもそうしたことをやってきた」
Twitter買収で騒がしているElon Musk、様々な意見が交錯しているのを見て、彼が辿ってきた足跡を改めて知りたいと思って、2018年頃までのTeslaについて書かれた本を読んだ。
書いた人は、過去にイーロン・マスク取材した時にその手腕を買われTeslaに入社したようで、信頼できそうだった。Substackの共同創業者でもあるそう。
ちなみに先日Teslaの純利益はトヨタを抜いた。また少し情報調べただけで、ロボットやエネルギー事業、製造の改善度合いなど企業としての強さが桁違いで、過小評価していたことを恥じた。凄いとは思ってたけど、次元が違った。
少し前の決算発表でもイーロン・マスク本人曰く、Appleとサウジアラムコを足した時価総額(4兆ドル以上)を超える価値に到達する道が見えたという。そんな会社やイーロンの歴史。
以下、メモ。
PayPal時代に一緒に仕事もし、かなり近い距離にいるマックス・レヴチンのイーロン・マスク評
イーロンのすごいところをひとつ挙げるなら、自分のビジョンを天命のようにして押し通せることかな」と二〇〇七年に、マスクとともにいまのペイパルを作り上げたマックス・レヴチンは言っている。「誰かが、〝そんなことは無理だ〟と言うとするだろう。すると肩をすくめて〝僕はできると思う〟と答える。まさしくそんな人間なんだ」
マスクが従来型のリーダーでないことは周知の事実だ。いまの部下からも以前の部下からも、大胆で魅力的であると同時に、扱いづらい人物だと評される。「イーロンはいつでも、〝なぜもっと早く進められない?〟と言ってくる」。
ある社員はライターのティム・アーバンにそう語った。「もっと大きく、もっと良く、もっと速く。いつもそう求めるんだ」。
共同創業者で、テスラの最高技術責任者のJB・ストローベルですら、自社のCEOを「すばらしく挑戦的な人間と、信じられないほど気難しい人間との興味深いミックス」と呼んでいる。だが、マスクがCEOを務める上で最も重要な特長は、厳しい時期を乗り切っていく能力ではないだろうか。
彼がよく引用してみせる、こんなお気に入りの文句がある──「もしも地獄の真っただ中にいるのなら、そのまま突き進め」。
マスクはビジネスリーダーとして、スティーブ・ジョブズと共通する点が少なくともひとつある。戦時のCEOだということだ。こうしたリーダーは社が存亡の危機に直面したときに自ら陣頭指揮を取る、とベン・ホロウィッツは言う。
(中略)戦時のCEOが率いる会社はミッションをごく忠実に守ることに頼ろうとする**。平時のCEOがプロトコルに従うなら、戦時のCEOは勝つためにそれを破る。**平時のCEOが企業文化を定義するなら、戦時のCEOは戦いに合わせて企業文化を塗り替える。
平時のCEOが大きなアドバンテージをどう活用するかを知っているなら、戦時のCEOはパラノイアである。 「われわれは何度も臨死体験をした」と、マスクはテスラの歴史を語った。「目の前に死があった──ほんの目と鼻の先に」
「どうせ戦いをするのなら、前線にいるほうがずっといい」。モデルSの製造を開始したとき、なぜ工場の床にデスクを置いているのかと聞かれて、マスクはそう説明した。「大将が前線の後ろに引っ込んでいたら、負けに行くようなものだ」
ホロウィッツは書いている。「戦時のCEOは、もしそれが最優先指令のじゃまになるとしたら、蚊の尻についている 塵 ひとつにも気を使うものだ」
**「もしわれわれが成功できなかったら、だから電気自動車なんかやるべきじゃないんだという反証の例にされてしまう」。**テスラが金融危機で倒産の危機に瀕したときに、マスクは語った。「ただの馬鹿な自動車メーカーの実例としてテスラが使われてしまうんだ」
Elon Muskぽいなと思う場面。やろうとしてることは壮大だが、第一原理思考で捉え、実際に必要な数字とそれの実現可能性を語っている。
太陽光パネルと高性能の充電池があれば、世界を化石燃料から持続可能エネルギーへ移行させることができる。マスクはそう考えている。そして数字を見せる。テスラのパワーパックがスクリーン上に現れる。相撲取りの 棺桶 のような白い金属の箱。なかにはテスラ製のバッテリーパックが何列も高く積み重なっている。われわれに必要なのはこういったパワーパック二〇億基だけ、そうすれば化石燃料にまったく頼らずにすむ。
二〇億というのはそれほど多くない。いま道路を走っているクルマとトラックの数もそのくらいだし、しかもそうした車両は二〇年ごとに一新される。「これは実際に人間の力でやれる範囲のことだ」とマスクは抑えた声で主張する。「われわれはこれまでもそうしたことをやってきた」
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