
FxProtocol概要(なぜ他のPerpと全然違うのか)
✦ストラテジー✦(プロダクトの具体的な使い方についての軽い紹介)
Stability pool=ステーブル収益について
FxUSD(独自ステーブル)
FxMint(WBTC・ETHを使ってFxUSDをミントできるシステム)
手数料
担保透明性(Debank, Duneダッシュボードなど)
レバロング開設のシステム(裏では)
レバロングポジションの閉じるプロセス
リスクについて
語句説明(フラッシュローン、Fx公式など)
飛ばしている内容:sPosition (レバショート)・FXN(FxProtocolのトークン)・非常事態におけるデレバをインセンティブ付けするFee。これらの内容に関してはFxProtocolのDocsをお読みください。
ETH&WBTCのレバをFRなしの長期ポジション所持を可能にしており、これらのトークンは平均的に見るとFRがいいので、FxProtocolでショートをする魅力が低いと感じています。
トレーダーにとって最大な敵は:ポジション維持をするために継続的に払わなければいけないFunding fee=FR・一定のラインを超えると、ポジション自体がそもそも精算される=清算Liuqidationリスク。
📌FxProtocol は普通のPerpレバトレードから全然違うアプローチをとって、
FRなし
清算によって、ポジション全体がワイプアウトされるリスクも極めて低い(下がりすぎたときには、徐々にデレバされますが)
一回のみのポジション開始費用のみ
FxSaveという利回り付きステーブル
のような4大魅力があり、全て持続可能で巧妙なモデルになっている大きなDefi イノベーションなので、ずっと書きたかった記事の1つです。
・xPOSITION(レバロング) & sPOSITION (レバショート)
BTCとETHを最大7倍ロングをすることを可能にしたもの。詳しくはこれから
上記のx,s Positionを可能にする独自ステーブル、xPosition のミントする際に必ず発生する必要となるステーブルトークン。完全にstETH &WBTCによって担保されており、無担保のステーブルトークンとは本質的に異なります。(担保アドレスも全部公開されています)
この2つのプロダクトは1つのコインの正面、反面のようなもので、プロトコルレベルで見ると切り離すことができないようなデザインになっています。
FxProtocolは16回Audit 監査されており、その範囲は彼らの多くあるプロダクト・コントラクトの全部の範囲に該当します。
→絶対安全?No、2023年のV1ローンチ以来の時間の検証がAAVEほど長くはない。
記事自体が長くなってしまったので、こちらの段落でまずFxProtocolでできることの簡単な説明をしてから、これ以降の段落で具体的な裏のロジックを詳しく説明します
Win win系リファであり、使っていただくと私と共にステーブルのイールドが高くなります!

stETH・ETH・WBTCを使って、独自過度担保型のステーブルFxUSDをミントすることができる機能
ETH・BTCを売らずにステーブル運用できます
日本ではトークンを売ったら売却による税が発生しますが、これは本質的にトークンを借りています。(税のアドバイスではありません、専門家に確認をしてください。Defiのロジック上では借りる行為に該当するだけです)
AAVEのような年利を払う形ではなく、借りるときと返すときに一斉に手数料が徴収されるだけで、長期的な借金ならこっちのほうが安いと思います
AAVEみたいなLLTV(清算ライン)を超えると大幅清算ペナルティを受けずに、徐々に清算(デレバ)される形で清算ペナルティも低い

要は2回だけ費用を払えばずっと借りられるローン、長期的に借りるならこっち、短期的に借りるならAAVE、Morphoなどがよりいい。

先程の借りたFxUSDをPendle のFxSaveプールにおいて利用できます。
プールはFxUSDの安定維持のために随時アビトラをしています。
FxProtocolはレバ取引プロトコルですが、手数料収益を分けることが可能
Pendleには不定期賄賂を配っているので、ただで入れるよりPendleの方のLPイールドが少し高い。
もしくはPendle を選ばずにそのままデポ(FxSave)・LP(Earn) も可能

ETHメインネットで一定の保証金を預けると緩やかな長期レバが可能。なぜ?手数料は基本Opening & Close feeのみ、つまりFRによる長期維持の阻害がない。特にETH、BTCは長期的にロング勢の人は金を払う側なので、そういう場合においては便利だし、Perp狙いの両建てにも使えます。
表では他のものとあまり変わらないように見えますが、裏ではETHメインネットでフラッシュローンをして、より多くの担保を借りることによってレバポジションを達成しており、ガス代安いときでやることを推奨します。
Limit OrderでFxUSDを用いてApprove ガス代だけでポジションを開くこともできますし、Makerオーダーなので、手数料の軽減にもつながります。

これから紹介するFxMint(Dai型の借金)&レバ取引のいずれもリバランス機能があります。簡単に言うと、レバPerpは自分の清算ラインを超えると、そのポジション全体が清算されるし、AAVEなどなら一度に負債の最大50%を返済され、その分の担保 + ペナルティが差し押さえられる
これらに対してFxProtocolは リバランスFeeを取って、一部のポジションを売って、債務返済、あるいはポジションのレバを減少に当てられ、管理をしきれないときも一気に大損がないようなシステムもあります。
FxProtocolは独自1ドルとペッグするfxUSDを用いてフラッシュローンを実行し、トレーダーの取引を可能にしていますが(これからの段落で詳しく書いてあります)、これが1ドルのペッグを保たないと、FxProtocol全体が崩れます。
そのため、stETH&WBTCで過剰担保+Stability pool(安定プール)で随時Pegの微調整をしており、更にイールドを配分して、より多くの資金がプロトコルの安定に貢献をしてもらうデザインになっています。
こちらのプールでは fxUSD/USDC のLPをしていなく、ただペッグ担保をしているのみ
引き出しをするのに30分の待ち時間のみ(完全無料)更に早く引き出す必要あるなら瞬時引き出し(Instant redemption)を利用すれば1%の手数料がかかりますが、Txを発信した時点で引き出せます。
xPosition(レバ)の負債として必ず発生する(これから詳しくあります)
完全に stETH / WBTC で100% 以上担保(透明でアドレスも全部公開)
fxUSDの1ドルペッグを安定するプールに投資されたものの複利バージョンVault
FxSaveはFxporotocolが開発したペッグを安定するためのものであり、先程紹介したStability poolに投資され、儲かったstETH、取引手数料の利回りが更に全部複利されます。

Stability poolはメインに資金を用いてfxUSDのアビトラをすることでペッグの安定を担保し、更に緊急事態でfxUSDが1ドルを割れば、このプールの資金がそれの補填に当てられます。
FxMintとはDaiのミントと似たようなもので、一定のLTVでWBTC&ETHを用いて、Fxprotocolの独自ステーブルをミントすることができ、更に変動金利が徴収されず、オープニング&Close手数料のみ!
更にAAVEのように一気にポジションの大半が清算されず、全部ブルーチップ資産を使っているからこそできるのは、LTV清算ラインに近づいたら、一部のポジションを売って、返済をして、それ以上清算をしない、自動デレバシステムをもついています。
これをミントするに利用されるのはwstETH&WBTCのみで、他のETH 系資産をデポしても自動的にwstETHに変えられます。wstETHの方のイールドは全部プロトコルが分配することになり、ユーザーには残りません。(継続Feeがない代わりに、FxProtocolにとってもメリットがあるシステム)
まとめると
FxMint=担保を使って新規トークンを一定のLTV(清算ライン)で新たにトークンをミントできる機能
AAVE、Morphoのような毎日変動する借金金利が徴収されなく、一回のミント+引き出す費用があります。

Fxのレバポジションのオープニング、クローズ費用
stETHからの利回り収入
トレーダーのポジションのデレバする際に発生するペナルティFee
アビトラ収益
Stability poolはUSDCとFxUSDのアビトラをひたすらしているだけであって(fxUSDが少し売り圧で下がったら買うし、上がったら売るだけ)、資産を別のところに投資をしていなく、fxUSDが大幅Depegしない限り、ここのプールの流動性が全部即時流動性になりますので、こういう意味では、他の資産配分系よりは流動性リスクが少ないと言えます。

https://dune.com/ivan123/protocol-fx-v2
プロトコル全体のDune dashboard
fxUSD CA: 0x085780639CC2cACd35E474e71f4d000e2405d8f6


FxProtocolはユーザーから預かった流動性のたっぷりある担保資産(ETH、USDC、USDTなど)をまずスワップして、stETHのような極めてリスクの低いイールド付き資産にする(WBTCならそのまま所持)
続いてそちらの担保を用いて、V2では、ユーザーの設定したレバでロング・ショートポジションの倍率に該当するレバポジションを代表したもの= xPosition をミント
重要:ユーザーのレバに合わせて、必要の量のFxUSDをもミント
これらのものでフラッシュローンをします例えばユーザーは1stETH の元で5倍レバで5ETH のロングをしたいならば
プロトコルは1 stETHを担保にまず4 stETHを借りる
12秒以内(イメージ、ETHの1ブロックの時間)で4 stETHに相当するFxUSD(独自ステーブル)をミント
借りたものを同ブロック内でFxUSDを用いて返済(12秒以内で債務返済)
仮に上記の3ステップにおいて一個でも達成できなければ、Txが全部ロールバックされ、なかったことになる。
問題なく執行できたらガス代が取られ、ユーザーは1stETHで5 stETH分のポジションを借りることができ、実質5倍のエクスポージャーのあるレバロングになります。ミントされたFxUSDは実質ユーザーの紙面上の債務であり、レバポジション償還のプロセスで紹介
そしてstETHはトレーダーの ユーザーがポジションを閉じるまでのプロトコルの所有物であり、継続的にStability pool ≈ fxSave のイールド源の一個になる
ミントされたxPosition でユーザーのエクスポージャーを図りますが、実際のUnderlying資産=例の中では5stETHはすべてFxProtocolが管理をしています。
厳密にはstETH ではなく、Yield bearing型のwstETH

なぜFxProtocolはフラッシュローンでユーザーのために4倍のレバ分のETH の債務を返済してくれる?
→ stETHもfxUSDもユーザーのポケットに入ることがなく、全部fxProtocolが管理をすることになります。更にユーザーから1 stETH分の担保を預けているので、仮にETHが下がっても、それから金を差し引けばいい(これからのレバ閉じる流れで詳しく紹介)
なぜfxUSDは無から湧いたものではない?
→トレーダーの開きたいレバポジションに応じて、トレーダーの提示したポジション開設において、担保だけでは足りない部分をフラッシュローンで補足+返済までをしています。ポジションを開いたらどうなるかと言えば、stETHがポジション閉じるまでにFxProtocolが保有をしているから。つまりそれがfxUSDの担保になっています。
先程のロングポジションを開く流れでは、成功的に開いたならば
xPositionのNFT(ロングポジションを代表するもの)
FxUSDの債務(フラッシュローンでFxUSDを用いて債務返済をしているわけなので)
5 stETH のレバロングを支えるUnderlying資産
これらがあるからこそ、ETHが上昇したら、自分では1stETH しかないのに、5倍のエクスポージャーを負うことができます。
債務は不変で、例えばETHが2kドルと仮定した場合、自分のロングポジションを建てるため、プロトコルはバックエンドで8kドル分のstETHをfxUSDを用いて借り、返済をしています。つまりこの債務はトレーダーのものに変換されたと読むこともできます。
ポジションを閉じるときでは、ユーザーはそのままUIで閉じるを選択すればいいが、
裏では
fxUSDは実質自分の債務であり、ポジションを閉じるときにはこれを削除しなければいけないが
プロトコルは担保にあるstETHを全部fxUSDにスワップをし、債務分のfxUSDをまず取得;例では8k fxUSDを用いてロングポジションを開いたので、ご自身の当時ポジ所開くときに、残ってる1stETH から不足分を足し引きする
例:ETH=2kドル、1ETHで5ETHのエクスポージャーを負いたい
→プロトコルはフラッシュローンで4ETHを借り、8k FxUSDをミントして、それ用いて一時的にそのフラッシュローンの返済に利用。
結果的にユーザーから預かった1stETH で5stETHのエクスポージャーを増やせれている。stETHの利回りはFxProtocolの独自ステーブルペッグ維持プールのFx Stability poolの収益源として取得される。
すべての担保はwstETH とWBTCになっており、この2つのラッピングされたもの、及びETH とBTCの値段が一日で50%以上の急落がない事の前提下で成り立ちます。
その他はメインにハッキングリスク、流動性プールが盗まれるリスクなどがあります。これらのことが起きるとFxUSDがDepegをして、最初に損失を負うのはFxUSDを他に担保利用している人やFxSave、Stability poolの資金になります。

基本的にPerpはレバであるトークンをロング・ショートしたりするようなところで、このレバは:自分のポジションの総額を増やすために、自分の対立面に立つカウンターパーティから金を借りていると考えてもよいわけです。
例:GMX、Hyperliquidでのトレーダーは、LPプールに手数料を払って、LPから金を借りて、1ドルのポジションをレバで10ドルに増やしたりしています。
・FR(=ファンディング手数料)は、無期限契約(=Perp)の市場価格を現物価格に近づけるための仕組みであり、ポジションの保有状況によって支払ったり、受け取ったりする手数料です。
1つのイーサリアムブロックのTxの中で、複数のTxを全部一斉完結するようなローン。
極めて短期間で全部返済をするので、1 stETHで10 stETH を借りようと思えば借りられますが、絶対に1ブロック以内で返済をしないとTx自体がRevertされ、何もなかったことになります。
・1ブロック=大体12〜15秒以内
FxProtocolはこのシステムを用いて、一定のOpening feeの元で実質、現物を多くユーザーの名義で借りることでレバロングポジションを達成。V1よりも更に改良したやり方。(V1のときは現在のHyloと同様なやり方で、Universal レバで、1個の公式で全部成り立ち、ユーザーが自分のレバを決定できないし、レバ自体も変動する)
FxProtocolのV2は以下の公式で成り立ちます、これまでの説明であえて省略をしています。この式を更に簡単に言うと
担保のドル価値=fxUSDの価値+xPositionのドル価値
つまりETHが上昇をすると、フラッシュローンで借りたETHの値段も上昇するので、ポジションを閉じるとき、fxUSDを返済しても更に剰余ができ →実質Perpとのレバロングと同じ効果
逆に下がったときは自分の当初ポジション開設時に提示した担保=保証金から差し引くことになり、損をします。

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Konichiwa