Over 500 subscribers
Kernelという名前はさまざまなプロジェクトで使用されているため、聞いただけではどれを指しているのかわかりにくいことがあります。ここでいうKernelは、Re-staking系プロジェクトで有名なKelpを管理するDAO組織を指します。
彼らの主なプロダクトは以下の通りです:
Kelp:ETH系Re-stakingを提供し、さらに現在のETH系DeFiを統合した
GainというETHチェーンのDefi プロダクトを全部統合した高い年利を提供するものも展開しています。
Kernel:バイナンスのBNBを対象としたRe-stakingを提供するプロダクト。
※3つのプロダクトからさらに細分化されますので、紹介段落はナンバリングをしております
元々この記事を書く予定はありませんでしたが、Kelpが当初のRe-staking専念型プロジェクトから資産管理型プロトコルへと進化したため、改めてまとめた記事が必要だと感じました。
まずKernelトークン1つで上述の3つのプロダクトの管理をするそうで、エアドロの割合なども公開されています。Season1はすでにスナショが取られており、これ以上S1に参入することができません。今現時点はS2が始まっており、合計5%のトークンが割り当てられます。
ここのエコシステムに参入するのはエアドロ狙いというよりも彼らのプロダクトを使う上でプラスアルファのイールドと考えた方が無難と思います。S1がもしかしたら少し美味しいかもしれないところですね。
特に設計上評価すべきところがなく、典型的なVCトークンで、現時点ガバナンス程度の有用性しかありません。これからはもしかするとプロトコルの収益の一部をトークンのバイバックに利用するかもしれないことをも言及しています。プロトコルのTVLが維持できる時点で彼らに収入が入りますので、TVLの維持が彼らのメインのミッションになりそうです。
プロトコル収入はオフィシャルでは出していませんが、
rsETHのFee:想定6~7Mドル/年
GainのFee : 想定 2~3M ドル/年
Re-staking手数料:完全に不明
これのどれぐらいを使ってBuy back に使うかは 不明だが、TVL減らないと一年10M程度を買いに回せる金があることになります。
最大供給量が1Bになります
これから記事が始まります。リファ利用で10%Kernelポイントブーストされます、その他のエアドロポイントには影響しません。利用したい方いれば上記のリンクよりどうぞ。
上記のサイトがKelp のオフィシャルサイトになり、スクショの赤枠の中で囲んでいる箇所がこのプロダクトの箇所に当たります。レシートトークンを提供し、それの流動性を確保して、レシートトークンのUnderlyingをそのままEigen に入れ、AVS(Eigenの利回り提供先)の安全確保をしているもので、他のRe-Staking系と比べて特に大きな違いがなく、いまだにトークンをローンチしていない相対的に遅いものです。
収益は3.8%程度で、Eigenからの補助(Programatic Incentive)+LSTの収益(ETH ステーキング収益)ーKelp手数料がこれになります。
ステーキングによって発生するリワードにおいて(つまりユーザーの収益)10%の手数料が徴収されます。
Defillama によると現時点TVL 1.8B あり、年間収入は単純に3.5%と考えると63Mの収入であり、この中で10%ということで、Kelp側はこのプロダクトで年間6M〜7M程度の収益(Revenue)があげられるわけですね。
そして引き出しに最大14日、最小でも2日かかります。これはWithdrawというもので、スリッページなどがありません。これ以外にレシートトークン系はDEXに流動性を確保し、瞬時でスワップアウトすることを可能にしています。(大体のLST、LRT発行側がやっていることですね)
流動性を見てみましたが、ETH メインネットにおいて20M 程度、ARBにおいて1M程度があります。1.8Bもあるプロジェクトにおいては多くはないが、緊急状態ではない時の引き出しには対応できます。
別のチェーンにおいてもレシートであるrsETHをミント可能ですが、スワップして出すにはブリッジをして流動性のあるチェーンに移動しなければなりません。
ハイリスク
1ETH を入れると65ETH程度の資金効果になります。UunderlyingにEigenとKernelのS2(5%)、Underlyingは3.5%+Eigen、Eigenはこの中に統計されていませんが、+0.5%(Eigen トークンで変動)のUndleryingがあります。つまり現時点のImpliedであればほぼ帰ってきます+Kernelのエアドロがあります。
RSETHのコントラクト(主要チェーン2つ)
ARB
0x4186BFC76E2E237523CBC30FD220FE055156b41F
ETH Mainnet
0xA1290d69c65A6Fe4DF752f95823fae25cB99e5A7
先紹介したRE-staking のリワードをのみ獲得するものよりはさらにハイリスクでエアドロなどを獲得するチャンスがさらにあるかもしれない的なハイリスクVaultの統合を彼らはGain (収益、金を稼ぐ意味の英単語)と呼んでいます。
この中でさらに細分化されてストラテジーがそれぞれ異なります。(スクショの中にある3つのストラテジーが現時点追加されています)
基礎情報
2%の年間手数料(デポジットに対して、1万ドルに対して年間200ドルの手数料)
引き出しにおよそ3〜4日
agETHがレシート、イールド内蔵型トークン
90日所持でエアドロの資格確定(少しあやふや)
上記が大体の情報で、現時点彼らのこれをミントするのにETH 系のLST をしか利用することができず、オンチェーンの流動性は10M 程度メインネットのみ。
agETHはKelpの出している全てのプロダクトの中で最も複雑なもので、詳しめに説明していきます。まずKelpは資産を集め、統合したVaultの中に入れて管理をしています。それが下記のようになっています。一部はイールドが出ます、一部はポイントを獲得できます。イールドの部分はagETHのプールに追加され→agETHの値段は上昇します。これによってイールドが出ます。
このエアドロを受け取るためには90日トークンを所持する必要があると書かれていますが、YTはどう扱われるかは不明です。(Docsにもないし、Modさんも現時点不明と)
これとは別で、他のイールドのでない分はポイントという形になり、最終的にはエアドロでそれぞれのプロトコルのトークンと引き換えるクーポン券になります。そのポイントは基本上のDebankで示しているアドレスに配られ、Kelp(Kernel)側がさらにもう1つのサイトを整備して私たちのような一般ユーザーに配布される形になります;配布されるトークンはこの段落の一番上で示された手数料が差し引かれます(ガス代などのプロトコル手数料とおそらく彼ら自身の利益)
下記の二枚のスクショはソースになります。(ModとDocsより)
Kelp(Kernel)の提携先であるRumpleも非常に面白いプロジェクトで、軽くみた感じでは非常に早期のポイントを価値化したプレマみたいな感じのものです。Kernelを調べていく途中で気づき、引き続き注目して行きたいところです。
これがAGETH のアロケーションと先述のRumpleが予測した資産に対してのエアドロのリターンをAPR化したものです。
ご覧の通り、大部分はAAVE、MorphoのようなほぼノーリスクLendingにLidoのLSTとして入れられて、ZIrcuit、Karakなどのエアドロ系にも半分以上割り当てられて、エアドロ予測APRをも当てて大体11%になるように予測されています。
この中で面白いのは下記のスクショの中にある通り、Hemiに資産の8.6%を割り当てていることです。現時点(2月)Hemi側はまだポイントの集め方を公表していなく、ノードなどをこれまでのテストネットアクティビティに加え、BeraのBoyco形式の新たなポイントの集め方をKelpとコラボしてプロダクト化した。
こちらのブログ記事で彼らのコラボを発表したが、情報量は少ないです。要するに、これからこの20M資金調達したBTC系のL2チェーンはおそらくこれまでのテストネット系タスクと別枠のデポジット系イベントを始める予定で、その中で率先して、KelpのagETHを統合、コラボしました。この中に金を入れるとHemiには10%程度の資金が割り当てられ、Hmeiポイントをブリッジなどを一切考慮せずに得ることができます。
つまり1000ドルを入れると現時点は100ドル未満がHemiに入れられることです。そのため、これと別にもっとHemiに資金のリスクを負いたい人はこれよりも自分でデポした方がいいですが、
Hemiとその他の諸々のポイント+イールドを自分で管理せずに手間を省けてHemiを狙いたい場合はそのままこちらのVaultを今から利用すればいいです。(Vaultのリスクを負いますが)
現時点貯まるポイントは下記の通りで、Hemiのポイントはまだきていませんが、私がコントラクトを調べてみたが、すでに入金はしている模様?いずれは貯まり始めて、UI上にも表示されると思います。
現在Pendleマーケットで唯一Hemiポイントを狙えるマーケットとしてこちらが出されています。下記のスクショはそれぞれのプロジェクト側がPendleユーザーに与えている優遇であります。これらのポイントをこれらの 倍率*YTの枚数
で狙うことができます。
ここのハイリスクの狙い方よりも資本にできるだけ少ないリスクでやりたい方はそのままagETHを取得して狙うこともできます、獲得できるポイントの種類に差はありません。
Kernel:1ETH 入れたらその1ETH 分全体にKernel point season 2がもらえます。トータルサプライのうちの5%
Hemi: 不明、agETHは現時点10%の資金を割り当てています、1ETH入れたら0.1ETHがHemiに割り当てられて、それに3倍の乗数がかかります。
すぐ下の段落がクレームサイトになっていますが、週1もらえるEigen リワードもあります(メインネット)
agETHはZircuitに16%の資金割り当てており、これらの資金はZircuitのS3のエアドロに該当します、Zircuitの残りのエアドロ用トークンは11%、次のシーズンは3〜5%と予想
Swellは継続的なWaveでトークンのバラマキをしています、今はWave 4、0.5%をエアドロに割り当て、agETHは30%の資金をここに。
YTなどでリワードを蓄積した人はこちらのページで受け取ることができます。(例えばEigenトークンなど)
Vault contrac:0x4dcb388488622e47683ead1a147947140a31e485
(ストラテジーを一覧可能)
agETH: 0xe1b4d34e8754600962cd944b535180bd758e6c2e
(Token contarct)
期間限定(今年の夏まで)でVault手数料無料
引き出しに3日かかります
hgETHがレシート、イールド内蔵トークン
先ほど紹介したAirdrop gainというエアドロのポイントを中心に狙っていく感じのところよりも、イールド運用、資産運用のために作られたETH型のVaultになります。現時点の資産分布は下記のようになっています。
メインにAAVEにおいてのループ+Treehouseでイールドを得ています。Treehouseについての記事もありますので知りたい方はこちら→(リンク)
メインにETH 系の資産で、ETH以外のリスクは負いません。昔ここはUSD0++のような非ETH 資産を取り入れたが、それからの方向転換と見られます。このVaultは自分でETH を管理したくない人でここのストラテジーを結構お気に入りの人向け。Pendleなどのようなところで追加運用はほぼできません(一応BalancerでLPはできます)
基礎情報
引き出し瞬時
Re-staking系
現時点手数料ゼロ
BNBのRe-stakingインフラとしてKernel(Kelp)チームはこれを打ち出し、BNB系の資産をここに再度ステーキングして、いろんなリワードを一層多くのリスクを負う形でプラスアルファに受け取ることができます。
上記のリンクでBNB系資産を預けることができますが、一番多いのは Astherusの出している $asBNBになります。Astherusのこのトークンはバイナンスのロンチプールの収益を得ることができます(トークン自体の価値がBNBに対して上昇します)それを再度Kernelの中に預けると現時点Kernelのシーズン2のリワードを得ることができて、今後Re-stakingが利用されたらそちらのイールドをも得ることができます。BNBチェーンにおいて利用していない資産があればこちらに入れておいてもいいじゃないかなと思います。
個人的にはリスクの一番高い、収益も一番高いasBNBを入れています。(やり方は次の段落)
上記のリンクでBNBをステーキングすることで取得することができます。引き出しは瞬時で、何を入れたとしてもslisBNBが出されます。
https://lista.org/liquid-staking/BNB
7日かかります。
slisBNB出金(小口)
・免責事項
当ブログサイトは一般的な情報を提供するものであり、投資アドバイスや個別の推奨事項ではありません。利用者は自己の判断とリスクを考慮し、情報に基づいて行動する責任を負います。
仮想通貨には重大なリスクが伴います。価格の変動、市場の不安定性、規制の変更、および他の要因により、投資家は資金の一部またはすべてを失う可能性があります。当サイトの情報は、将来の結果や利益を保証するものではありません。
当ブログサイトの情報に基づいて生じた損害や不利益について、情報提供者は一切の責任を負いません。利用者は自己のリスクを十分に理解し、投資判断を行う責任を負います。当サービスは一般的な性質の情報提供のみを目的としており、利用者の個別の状況や目的に応じた助言は含まれていません。