Solanaのステーブル取引マーケット(AMM)専門的にステーブルの低コストスワップに着目して開発されたプロダクトになります。関係ない話だが、UIが美しくて結構惹かれました。
ここで流動性提供(LP)とスワップでポイントを稼ぐことができまして、Binance, boarderlessなどのVCからも期待されているプロジェクトになります。調達額はPre-seedで3M
Co-founderのAnna Yuanさん(下記のYoutube インタビューの画像が本人)はSolana Foundation (Solanaでのステーブル成長部門)で就職した経験があり、今年の年初で離職し、Perenaを創設。
インタビュー自体はPerena中心というよりもYuanさんのステーブル成長部門の経験からステーブルの未来、現状をどうみているかの感じのもので、結構クリプトネイティブの観点を持つ従業者からいい話を聞けると思います。
類似PJ:Sanctum, Raydium(競合), Orca(競合), Curveなど
フランス語でステーブルトークンに近い意味を持つ言葉らしく、彼らのステーブル専門スワップ機能=AMMをこちらで命名しています。2つのプールによって構成され、Seed Pool(ベースプール) & Growth Pool(特定プール)。日本語は理解を助けるために私が訳したものになります。
特徴
LPは手動でイールドクレームの必要がなく、彼らのLPT=USD*の価値上昇でイールドが蓄積されます。
Seed Poolの中では3つのステーブルによって構成され、ここに流動性提供をすると一気に3つを所持することになります。
複数のトークンの間で流動性を構築することが提言されています。Sanctumのデザインと似ていると私は感じました。
それぞれのプールにターゲットレンジがあって、トークンの割合が低下するとそのトークンをより安い値段で取得できるように提案して微調をするそう。
現時点はプロトコル手数料を徴収していません、今後する可能性があります。
USDT, USDC, PYUSDなどのようなすでに広く認められた安全性も相対的に高いステーブルを入れたプールになります。この中には資金をデポジットすると、USD Star (USD*)と呼ばれるLPトークン(自分の金と引き換えになるもの)がもらえます。このUSD*は常に価値が上昇することで収益を流動性提供者に反映します。
例えばSolayerの $sUSDをUSDCにスワップしたい時に、Perenaは sUSD→ USD*→ USDC のように一度Seed poolの中のUSD*を仲介として一度経由してやがてスワップしたい人の最終的に欲しがるトークンにスワップをするわけです。
このGrowth Poolは特定のトークンとUSD*と組んでプールを形成します。入れるとLPTになり、特に再利用ができなくなります。でかつ両方のトークンを実質持つことになります。USD*のSeed Poolよりもリスクが高いですが、Perenaのエコシステムの中で重要な存在です。しかしこれらのトークンがDepegした場合は一部のトークンを損する可能性があります、最悪な場合は全損します。まあUSD*もDepegするリスクとしてはありますが、ここのプールと比べて著しく低いです。やはりPerenaからはここにも流動性がないと、中心的なUSD*を通してスワップを効率的にやれないので、ここにも相対的に高いポイントを出しています。
出金制限などなく、いつでも出すことができます。
1.新シーズンが始まる前までもUSD*を所持してた方は遡及的にポイントが付与されています。ダッシュボードで確認可能
2.シーズン0は1月28日で終了
3.新シーズンは数週間継続し、完了したらSeason 1 が始まる予定、今回のシーズンの名前はプレシーズン
現時点のTVLは10M 程度→(17M まで成長)、で色々エラーがでます。その上、APYも表示される機能がまだついていません。(これから優先的に追加されるそうですが)
非常に早期であります、今使ったらもしかしたらOGのロールがもらえる可能性もあります。(OGロール自体はまだございません→既に取得可能、最後のボーナス段落でやり方を紹介)
これが彼らのポイントになります、シーズン0(最初シーズン)では色々問題などがありましたが、今は修復されて、だいぶ使い安くなっています。
ルールとしてはスワップ、LP、毎日のサインインでポイントをゲットすることができます。700Petalを集めると自分のリファを発行することもできます。これからの段落で取得方法を詳しく紹介します。
ここのリファは手入力式、1コード1度のみ利用可能でサインアップでリファを登録すると双方にPoint入ることになります(元々では1000ドル一回Swap する分の価値のポイント)
上記のサイトをアクセスしてリファ(SYEUYT)を登録してみてください。
一日5回までのスワップ、ボリュームに応じてポイントを貰えれます(だが、スワップの繰り返しはペナルティ発生するため、あくまでも需要がある場合のみやってください。)
スワップよりLP(資金デポジット)の方が圧倒的に倍率がいいですし、有利です。
LPは期間に応じて、ブーストがあります、15日以上いれることで2倍、60日以上入れることで3倍
リファコードの登録で、お互いにポイントを追加でもらうことができます。
Ratex, Exponentなどのようなパートナー提携先のコードを利用すると更にブーストをもらうことができます
シーズンが始まる前までの期間はポイントを見ることができませんでしたが、そちらのポイントは全部配布されて、ダッシュボードでチェック可能
個人的にはエアドロでもらった新たなトークンをそのままUSD*にしています、USD*を所持することによってポイントをもらうことができますので。Perenaのアプリでは、指定されたトークンでしかスワップすることができませんが、Jupではマイナートークン→USD*へのスワップが可能です。これが一番簡潔にポイントを狙う方法になります。
Underlyingのイールドはほぼゼロで、Solanaの2大YTを取り扱うところでは値段に乖離があります。
それぞれ満期が異なりますが、2025/03/20時点で100ドルを使って購入できるYTの値段で計算をすると
RateX
= 2914 yt-USD* 満期100日→単純掛け算した場合の総合ポイント=291,400
Exponent
=5363 yt-USD* 満期40日→単純掛け算した場合の総合ポイント=214,520
なので、現時点はRateXの方が少々安いということになります。
これのポイントの総数はいくつぐらいになるかは不明確ですし、独自トークンどれぐらいつくのも予想しにくいので、ハイリスクハイリターンの小規模PJ のYTになります。(Solana系ではこういうのが多いです)
まず上記のDiscordに入り、Verify作業などを終わらしてください。続いて、Role selectでQuest Notificationをクリックし、Questsロールを無料取得してください。
最後に、下記のツイートをいいね+リツイートをし、Quest chatというところに、いいねリツイのスクショ+ウォレットアドレスとともに投稿をすると、Perenaのチームが手動でチェックして、ロールを付与してくれます。
こちらの記事は1、2週間前程度で出したもので、その時のポイントシステムにはいろいろ不備があって、停滞していましたが、今そちらが全部更新されまして新しいルールになっています。その時からすでに参入している人はポイントを一度クレームできます。
新たなポイントシステムはルール非公開ですが、まあLPをしている人には優遇をすると思いますし、スワップする時もUSDT→USDCのようなどこでもできるスワップと言うよりもUSDC→sUSDのようなマイナートークンのスワップにより多くのポイントを配るじゃないかなと予想します。
元々では10 tokenの取引高で1Point、1日最大10回スワップにポイント付属、取引に上限がありません。なので1どる10回やって、上限に達したら1Petalもらえる人もいますし、1Mドルを10回スワップしたら1MPetalをもらう人もいます。
これからは仕様が変わってしまって、ルールが非公表になり、週一でポイントをもらうように設定されます。
流動性提供にももちろんポイントが付与されます。先述のSeed Pool(USD*)に100ドル以上入れているのであれば、毎回のチェックインで100Petalもらえます、いくら持ってても100なのは変化がないようです。
例えば3000枚のUSD*を持つといちいち100Petal
1 Day / Growth LPT = 1.25
GrowthPoolは何かという方は最初から目を通してください、これらのプールの中に入れると保有枚数によって変化しますので、PerenaチームはしっかりそれぞれのLSTに流動性をいかせたい意図があるようですね。推奨はSolayerのSUSD(PerenaのAnnaさんからも高い評価を受けています)
ここのLPで3000ドルを持つと先のSeed poolと違って、1日3750 Petalをもらうことになります。下記の図のようにポイントをクレームすることができます。
インタビューではAnna さんがいくつかのことを喋りましたが、Perenaの困難についても言及しています。
自分たちのプロトコルはSolanaのエコシステムにおいて必要とされているのは間違いないが、Perenaプロトコル自体では収入を十分に得られないかもしれない(予想では)、そのため、一種の公共財のような立ち位置にあり、少しアイデンティティクライシスを経験している部分もあります。
そしてKamino, Marginfiのほぼリスクフリーのイールドと比べて、自分たちのステーブルのSharp Ratio的に見るとやはりそれほど魅力的じゃないかもしれない。
強みとしてはやはりプロジェクト側にとって、ステーブルを発行してこことコラボをすれば自分たちから大量のブルーチップを用意しなくてもローンチまで行けることだと思いますが、今現時点早期ではありますが、他のマーケットより特段にいいレートを提示できていないので、これからの発展が気になります。
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Kazuma