概要
チーム概要
ポイント制度、やり方について
Defi統合について
コアプロダクト・YUについて(Yalaのステーブル)
YUの担保
YUの清算
YUのStability Pool(機関投資家、クジラから支払われるイールド)
YUのミントプロセス
L1のBTCによるMetaMint
USDCによる1:1 ミント
MakerDAOではETH などの担保を元に、$DAIをミントできたことと同じように、YalaはネイティブのBTCを担保に、彼ら発行している独自ステーブルである $Yu をミントすることが可能です。
▸強みとしては
・BTCのクジラはウォレットにBTCを自己保管しながらもYUをミントできる。
・現在は初期の流動性ブーストの段階で、9%ぐらいのイールドが出ます(徐々に下落と私は予想)
・YUは基本非常事態がない限り、USDCと手数料なしで瞬時交換(チームメンバーの回答により)
・エアドロあり、ポイントシステムありながら、Revenueを上げるプランを構想しており、一定程度の有用性がありそうですし、一部のBTCのクジラ+投資ファンドが利用すると、Yalaエコシステム自体が発展します
Vicky FuがCo founderで、元々Circle社でエンジニアとして勤務してました、最近もそれのIPO、Genius法案についてのインタビューを受けています、Kaitai ChangはバイナンスやAPXなどの取引所系の経歴を持ちます。合計の調達金額はシードラウンドにおいて8Mで、そこそこの調達と思います。
https://app.yala.org?inviteCode=IT8acXHwj9
簡単に言えば、Yalaのステーブル $Yuをデポジットすれば、毎日ポイント+イールドを取ることができます、色々Solana & EVMのDefi プロトコルと統合をしており、基本は資産を関連Defiプロトコルにデポすることによってもらうことができます。
2種類のポイントがあり、BerriesとIce Berriesと呼ばれています。 Ice berriesの方はメインにソーシャル系のことをやるともらえられるもので、Berriesは$YuホールドやDefi デポジット、BTCを担保にするなどのような資金を利用してもらえられるポイントのことです。
最終的にはソーシャル系のIce berriesがBerriesに一定のレート(レート公開されておらず)で引き換えされるそうです。TGEの予定はチームの人がすでに話していて、今年の夏でするそうです。(大まかなので、とりあえず私は2〜3ヶ月ほどと見ています。)
これからの段落で詳しく紹介をしますが、$YUはYalaの独自ステーブルであり、BTCやUSDCを担保に新規ミントすることが可能になります。(これからLBTCなどのラップバージョンも担保の1つとされるそうです)
現時点はUSDCとYUの無料ミント(つまり無料交換、スワップと理解してもいいです)が可能で、これからは手数料をオンにする可能性もあるが、とりあえず当分の間は手数料がオンにされることはないとYalaチームの人が回答をしています。
少し額がある人(5kドル程度〜)はガス代にも関係しますが、他のスワップサイトよりはここでUSDC→YuにConvert(交換)をしたほうがいいです。
リスク低めで、そこそこイールドが出るのは、Pendle、RateXなどのイールドマーケットや、Pendleの上に立つ、Penpie, Equilibriaなどのようなイールドブーストプロトコルがあります。
これらのものは、Yalaのステーブルを用いて、LPをすることができます。PendleにおいてのLPはYUが損しない限り、損しないことが保障されていますし、ただのYU所持をするだけよりも6倍のYalaポイントをもらうことができます。
こちらのマーケットにおいて、先程手数料無料で取得したYUを入金することができます。Yalaチームの人は今回のマーケットの満期までに継続的にPendleマーケットを賄賂し続けるする回答をしたので、現時点の10%~12%ぐらいのイールドは彼らが突然賄賂をやめたり、突然TVLが増えすぎたりすることがなければ、維持できる可能性が高い。
スクショでは、PendleのLPに15000ドルをZap In(便利入金) をして、満期まで所持するとどれぐらいのROIがあるのかを計算してくれます。
ここはステーキングされていないバージョンのYUを利用していますので、PTのイールドは全部YTの買い手からきていて、現時点買えば、265ドル分のイールドをYUでもらうことができます。YTを買えば、6倍ポイントを手にいれる変わりに(TGEにおいてトークン引き換え)、満期までYTがゼロになります。
LPの場合はPTより少しイールドが下落する変わりに、ポイントがありますし、更にイールドマーケットにこれを預けることによって、下記のTarget Boostぐらいのイールドを一層多めのリスクの元にもらう事ができます。( ガス代を考慮して、数千ドルなら特にやる価値はありませんが、仮に数万ドル〜数十万ドルぐらいあれば、差が大きくなります)
https://www.pendle.magpiexyz.io/stake/0x23f0dEcc26ecEeafa5CC900F8B47D99FF94DDD2B
先ほどのPendleのLPを更にここに預けるとブーストされたイールドを獲得することが可能(EQBとPenpieのいずれかのコントラクトリスクを負います、個人的には、片方が仮にハッキングされても全損しないように、例えばFalconならEQB、YalaならPenpieに分けて預けたりしています)
今回はEQBのスクショを用いて説明します。まずYUと検索し、Yalaのプールを見つけます。
続いてはこちらにPendleで取得したものを預けるのみ。リワードイールドはダッシュボードからクレームが可能になります。→ https://equilibria.fi/dashboard
長期的なBTCホルダーや資産管理機構には、BTCをただで所持しているだけよりももう少しリスクを取りながらBTCをホールドしたい少し大きめなところをメインのターゲットユーザーとして開発をしており、このようなBTCFiも結構Founderの人脈などが見られます
こちらの記事ではBTCホルダー目線というよりも、一般のDefiオンチェーンユーザーとして、この$YUというステーブルトークンの安定性、価値担保、収益チャンスについて着眼をします。
YUは過度担保型で、ネイティブのBTCを利用して、ミントをすることが可能、最低担保率は110%で、仮に 100 $YU = $100 をミントしようとすると、ドル価値が110ドル以上のBTCを使う必要があります。担保率が110%を下回ると清算され、YBTCが押収されます。(つまり元々のBTCも引き換えできなくなります)
プロトコル総体では上記の個人のユーザーと別で150%を1つの目安にしており、担保率がこれを割ると緊急状態になり回復を最優先課題にし、それ以上一般ユーザーは別のことをできなくなります。
今現時点Yalaプロトコル総体の実際の担保率は170%になります、これは随時彼らのHPでチェックすることが可能です。先の個人の清算ラインの110%と異なり、プロトコルレベルで見ると、BTCの急な下落などによって、この担保率が150%を下回ると、プロトコルは緊急状態になり、これ以上のアクションができなくなります。
チームによると、BTCが過去の最大1日落ち幅よりも更に大きく下落する事態が生じない限り、プロトコルは基本大丈夫です。(特にクジラ、期間投資ファンドの担保率は150%~180%ぐらいが平均になります)
メインにこちらの三点がYalaの総合の収益であります。(下の▶️をタップすると閲覧できます)
Stability fee : $YUをミントしたら、毎年かかる借金手数料のようなもの、変動型で4〜7%と規定されており(変更される可能性あり)徐々に徴収される仕組みになっています。この内80%がStability Poolに、残りの20%がYalaのプロトコル収益になります。
Liquidation Penalty=清算ペナルティ:仮にポジション管理に失敗をしたならば、清算されますが、清算されるペナルティとして債務のうちの8%がYalaに徴収されます。
PSM Fee= ステーブルスワップFee:Yalaは先述の通り、BTCを利用してMetaMintで新規Mint することも可能ですが、それと別で、USDCを用いた、ミントも可能になります、この場合においてはUSDCがYUの担保物になるということです。このミントはスワップではないので第三パーティーにFee取られことがないが、YalaがFeeを取ることがあります。(現時点私がコントラクトチェックしましたが、Feeがゼロになっています)
https://app.yala.org/stability-pool
YUを利用して、Yalaエコシステム内で安定的にイールドを生む方法の1つでもあり、YUのドルペッグを安定させる措置でもあります。
仮に個人がYBTC(BTC)を用いて、借りたYUが最低担保ライン=110%を割ると、こちらのプールの資金を使って、債務をまず返済し、最低保証ラインを割った人のポジションで残った分YBTCがこの安定プールの収益になります。
このプールの収益は先ほどの段落にもありますが
清算によって生じるプロトコル収益
ポジション維持のためのStability feeの8割
のこの両方がメインの利回りになっています。
リスク:BTCの値段が急落しすぎて、Yalaの清算が追いつかない場合はこのプールから損が生じる可能性があります。基本このプールは清算に関わるので、清算に関する問題があればこちらのプールが損を被ることになります。
>これまでのペインポイント
WBTC、LBTC、cbBTCなどの〜BTCは基本ネイティブのBTCをこのような機構、PJ側に預けて、彼らが変わりにイーサリアムチェーンのようなDefiが盛んなチェーンにおいて利用できるバージョンのBTCを発行してくれるプロセスを取っています。=いわゆるラッピング(Wrapping)
このプロセスにおいては、Lombard、Coinbase、BitGoのような資産管理を変わりにしてくれるところの管理リスクがあるだけでなく、BTCのペッグのリスクをも負うことになり、BTCのクジラにとっては少しリスクの高いこととされています。
更にこれらのものをそのままステーブルにすることはできず、基本はMorpho, AAVEのようなLending マーケットに担保として、ラップバージョンのBTCを預け、一定の借金金利のもとでやっとステーブルを借り出せて、それを利用してイールドファーミングをすることができます。
>Yalaのアプローチ
DefiプロのToddさんのツイートを参考にして、Yalaのミントアプローチのこの段落を作成しています。
1.一般ユーザーの場合、BTCは3-of-5マルチシグに送られます。さらに、このマルチシグにはCubistのハードウェアポリシーが適用されており、Cubist自体が資産を管理するわけではありませんが、各ノータリ(公証人)の鍵が特定の署名操作以外には使えないように制限されています。これにより、仮にノータリが一部悪意を持っても不正送金ができない構造になっています。
2.大口ユーザーの場合、BTCはP2WSHスクリプトに基づく2-of-2マルチシグにロックされます。この方式は自己カストディに近い形で、タイムロック期間内であればYalaと大口の双方署名が必要、期間を過ぎれば大口単独で引き出し可能になります。一方で、発行されたYBTCはYalaが管理・運用し、$YUの借入などでプロトコルに流動性を提供します。
ちなみに、このような大口との特別な取り決めはBTCfi界隈では暗黙の了解ですが、Yalaはそれをオープンに公開している点が評価されます。
続いて
1 BTC → 1 YBTC の割合で発行される、Yala独自のBTCを発行、選ばれた 9/11 ノータリが署名しないと YBTC はミントされない仕組み。 (詳しくは上述参照)
これをYalaの担保プールに預けて、YUをミント→ユーザーのBTCを預けた変わりに、YUをユーザーのウォレットに返還
USDCを彼らのコントラクトに預けることによって、1対1で無料でYUをミントすることも可能で、上記のリンクはYalaプロトコルの所持するUSDCを管理するものです。
無料とは言っても、Yala側の決定によって随時これを変更することも可能なので、将来的に手数料を取る可能性もあります。
少し視点を広げると、この手法によってミントされたYUは BTCのMetamint(これから紹介)と違って、BTCの持ったユーザーによって払われる利息がないので、このミント手法によってYUが増えれば増えるほど、BTCのクジラによって提供される利回りが下落します。
YU contract address: 0xE868084cf08F3c3db11f4B73a95473762d9463f7
YBTC contract address: 0x27A70B9F8073efE5A02998D5Cc64aCdc9e0Ba589
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