Yuzuはイールドのアグリゲーターであり、すごく競争者が多い2025年でも
ハイリスクストラテジー + プロトコルレベルのリスク保険 大量に備える
ことで自分を他のプロトコルと差別化をしています。
Accountableによるポジション所持証明
独立した第三者によるSolvency(償還能力)の監査、証明(Attestations)
Nexus Mutualでスマートコントラクトのハッキング保険の購入
などが挙げられます

上記のリンクは私の特別リファで、一般のリファは 5%のポイントブーストなのに対して、こちらのリファを使えば 倍の10%のブーストが乗ります!
コードを自分で入力したい方は→ Kazuma
Yuzuは独自トークンが確定されており、おそらく収入の一部がトークンの裏支えにもなる仕組みかと思います。そのトークンのエアドロになる可能性のあるポイントレートは下記の通り(Yuzuのポイントページ)
イールドゼロのyzUSDが8倍、yzpp(一番ハイリスク)&syzUSDが1倍
PendleのLP&YTに入れるとyzUSDが10倍、syzUSDが2倍になります

YuzuはPlasmaがメインチェーンであり、USDT0が必要の場合はUSDT0公式ブリッジをご利用ください〜
彼らの収益トークンであるyzPP&syzUSDなどのMint(USDT0でノーコスト取得)と償還は全部KYCが必要ですが、小規模(数万ドル)ぐらいで入れるなら、そのまま流動性マーケットで買うこともでき、割と流動性があるので、さほどコストはかかりません。
Plasmaチェーンのみ対応しており(これからETHも検討をしているだそう)、1万ドルで5ドルもかかりません、USDC→USDTのスワップレートとほぼ同じです。

https://app.pendle.finance/trade/markets?chain=base

Yuzu はNeutrlなどと同様にUpshiftのVaultでPlasmaチェーンにおいての自社トークンの流動性提供をやっています。自分でやるよりはこっちに任せることもでき、ポイント倍率も高く、10倍あります。
こちらのVualtは出すのに3日ぐらいの待ち時間があるが、yzUSDにスワップする必要もなく、USDT0で入れることが可能になります。

Ouroboros Capitalが直接的に関わっており、最初見たときは何だこのYuzu、なんでいきなりPendle とコラボできているのかと思いましたが、Ouroboros関係なら納得します。
Ouroboros CapitalはメインにBera系やEVMのニッチ・ハードコアDefiに投資をしているイメージで、Berachain 本体、Infrared、Gammaswap、Origamiなどが挙げられます。

これらの投資以外でもRadiant、Perennialなどでアドバイザーだったり、今回は自らYuzu のようなプロトコルをビルドしています。

Yuzuのデザインで重要なのは:
yzPP=損吸収するハイリスク高利回りレイヤー
yzUSD
リザーブ資金
毎週Yuzuは投資資産の配布を見て、下記のスクショのようにだいたいこれから一週間の利回りを予測します。

下記のような2通りのシナリオがあり、このように毎週で予想イールドを出すことで、よりプロトコルの予測可能性を高めることができ、大口からはもっとありがたい部分もあると思います。
( Yuzuに取っての週明けは水曜日になります )
週明けの予測より、最終イールドが高く付いたら?
→例えば12%と予測して、15%を出したら、3% APY相当の利回りをリザーブ資金に入れる
週明けの予測より、最終イールドが低くついたら?
→15%と予測したが、実際は12%しか出なければ、Yuzuが足らなかった3%をリザーブから出して、syzUSDホルダーに配布
YuzuはUSDTを使って yzUSD をミントした人のUSDTを利用して、色んなプロトコルに投資をしていますが、そのイールドを更にYZPP &syzUSD の所持者に配っています。
イールドは毎週の水曜日で週一配布されることになり、数時間おきにsyzUSDの所持のSnapshotが取られ、最後に一気に大金突っ込んでもより高いAPYにならないデザインになっています。
週開けのイールドはsyzUSD & yzPP に配布されることになります。

ファンド系によくあるのはSenior & Junior の2つのリスクの全然違うプロダクトを作り、Junior の方=YZPPが損した場合の損失を受け入れる代わりに、非比例的に、より多くのイールドを手にする。
これをDefi においてほぼ初で実現したのはEthena の改良版のResolvであり、YuzuもResolvのデザインを参考しているとDocsに記載がありました。Yuzuにおいて、リスク高いほうがYZPPであり、YZPPに保護されるのはyzUSD & syzUSDになります。
損失を負う順序が異なります、上から
YZPP(最初に損を負うキャピタル)
Reserve Fund = リザーブ
最後に yzUSD & syzUSD のホルダーになります。
yzPPは毎週の通常イールド(この部分に関してはsyzUSDと同じ)の上に、更にプロトコルが事前準備した、年間経費があり、その経費がyzPPのイールドに応じて上乗せされることになります。
彼らのDocsの例では、syzUSDが仮に40%のAPY、5MのyzPPに対して1Mの準備金があった場合、合計のyzPPイールドは 40%+20% =60%のAPY になります。

上記のアドレスが彼らの実際のストラテジーのやっているアドレスになりますが、メインにHF 1.03となるようなPendleのPT Loopingがメインのストラテジーで、普通の人ではLooping をやるなら、随時管理、HFの監視、オラクルのDYOR、PTのポジション移行、デレバする際にLoopingのアンワインドなどなどの管理が必要ですが、全部Yuzuが管理をして+プロトコルレベルの保険+Underlying ストラテジーに損した場合の保険レイヤーがある形を取っており、
リスクは自分でやるよりは低下すると言えますが、普通にLooping したら30%ぐらい超えるものも中和されて、15%前後のイールドになります。

YuzuはAccountableとコラボをしており、基本ストラテジーのアドレス公開も全部されています、Reserveの資金に関しては上記をご覧ください。

概要
他のプロトコルにおいてはない制度で、リザーブ資金という資金プールを作ることによって、イールドの予測可能性を高め、不祥事が起きたときの最後の保険としてあります。
仮にyzPPが損をカバーしきれないときに、イールド剰余やプロトコル運営の必要資金を集まったYuzu Reserveがカバーしきれない部分の損をカバーします。これも全部枯渇してからやっとYuzuの一般投資家が損をすることになります。
まとめると、リザーブ資金の用途は
YZPPカバーしきれない損失のカバー
これから紹介する、プロトコルの買っている保険の支払
イールド調整(予想イールドより高ければリザーブに金入ってくるし、低ければ、リザーブが支払う)
チームの運営コストのカバー
ガバナンストークンに対しての利回り還元
色んなエアドロファーミングもやっていますが、受け取ったエアドロはReserve資金として取られます。
チームからの資金
Yuzuの開発をしているOuroborosのチームがYuzuのReserve fundに対して1M の資金をいれており、仮に損が起きたときは自分たちの金でも損する姿勢としては非常に大事と思います。
下記のように、最初は破産した xUSD に対して間接的なエクスポージャーがあったが、結局なところ、最後は間接的にいれてたところが全部カバーできたという発表があって、結局エクスポージャーがなくなった
なお、仮に本当に損があれば、Yuzuはそれを全部Reserve fundからカバーをするという話、アナウンスを出しており、覚悟をしていたことは重要で、その時、YZPPがまだ作動しておらず、Reserveの中には1Mぐらいのチームからの資金しかなかったので、チームの動きは評価すべきと思います。
先述のYZPP、リザーブ資金+チームからの入金ももちろん、更にその前でそもそも損失を事前予想して買っている保険もあります。

YZPP&リザーブ資金・Nexus保険・エクスプロイト監視
のように3つの大きなリスクオフシステムをデザインしています。
Defi において、さほど個人に対する保険というのは盛んではないが、B2Bでプロトコルや企業に対しての保険サービスがあり、Yuzuも下の 2 つの保険を使って、ハッキングリスクを軽減しようとしています。
① Nexus Mutual のスマートコントラクト保険
Yuzu のスマートコントラクトが
ハッキング
エクスプロイト(脆弱性を突いた攻撃)
コード上の予期せぬ動作
などで 損失を受けた場合、Nexus Mutual が補填する可能性がある という保険で、Nexus Mutual は、DeFi の中でも最も信頼されている保険 DAO の一つ。
費用として、こちらの保険は結構高くTVLの1〜3%ぐらいが目安でかかるそうです。
もちろん保険だけでなく、コントラクトの監査もされています。
② Hypernative Sentinel(準自動ハッキング検知&緊急退避)
Yuzu は Hypernative を採用していて、これはプロトコルレベルのほぼ自動のハッキング検知システム
チェーン上の異常を99.5% の精度で検知
攻撃Txが Txプールに入る前に検知するケースも多い
Sentinel という独自ツールで、Yuzuが事前署名された退避トランザクションを即実行することもでき、ハッキングを防ぎます。
毎年3万ドルぐらいの費用がかかり、最初の年はチーム自腹ですが、2年目以降はReserve fundから費用を調達されるそうです。
こちらのサイトには、Yuzu が実際に資金を入れてもよい、または今後入れる予定のマーケットが掲載されています。ステータスが Active となっているものは、Yuzu が自由に入出金してよいプロトコルや資産です。
一方で、新しいプロトコルにデプロイしたい場合は、まずこのサイトにその資産を掲載し、ステータスを Activating として公開します。
そこから 7日間 経過すると、実際にそのプロトコルへ資金を投入できるようになります。
この7日間の間に、もしその新規プロトコルや資産にリスクがあると判断した場合は、Yuzu 側で事前に資産を避難させることができる仕組みになっています。

https://yuzu-money.gitbook.io/yuzu-money/yuzu-stablecoin/key-addresses
Yuzu Stablecoin (yzUSD): 0x6695c0f8706C5ACe3Bdf8995073179cCA47926dc
Staked yzUSD (syzUSD): 0xC8A8DF9B210243c55D31c73090F06787aD0A1Bf6
Pool (yzPP): 0xEbFC8C2Fe73C431Ef2A371AeA9132110aaB50DCa

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Yuzu Money Update
Previously, we had announced ~US$330K worth of indirect exposure to xUSD via its splUSD holdings (

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