論文や研究データによる科学的データに基づいたキャリア支援を行う|幸せになるためのキャリア|2事業立ち上げ|国家資格キャリアコンサルタント| https://note.com/science0fcareer/ https://twitter.com/science0fcareer
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「ウィズ・コロナ時代のキャリア形成」(2021)という論文を読んだので紹介します。著者はキャリア心理学研究所代表の宮城まり子先生で、簡単に要約すると、
未来は予測不可能に変化するが、柔軟に合わせていこう!Withコロナ時代に増えたゆとり時間を利用して、学び直しをしよう!
ということが書かれています。
まず、代表的なキャリア理論から、Withコロナ時代に参考になる部分をピックアップし、そこからキャリア形成に役立つことを導き出しています。
取り上げたのは、①クランボルツ ②ジェラット③ハンセン④ホール⑤サビカスの5つの理論。キャリア理論を学んだことのある方であればお馴染みですが、初めて聞くという方でも読み進められるので、無視してもOKです。
そしてこれら5つの理論から以下を導き出しています。
まず不安定で絶えず変化する労働環境の下ではある時期に固定的に人と職業(仕事)をマッチングするかつての伝統的なキャリア理論はすでに成り立たなくなった,第2 にキャリアの発達プロセスは,突然の予期せぬ出来事により分断されることが多くなり,現代は人と職業の関係性は絶えず動的・流動的であり,状況や環境変化により絶えず変化する,第3 にいかに柔軟にその変化に対応できるか,変化に自分を合わせていけるかが個人にとってキャリア上の課題である,第4 にキャリア目標に到達できるかどうかだけが重要ではなく,そこに至る過程にこそ豊かな成長は存在する,
”第2第3” で言っていることはつまり、未来は変化し、それは予測不可能だが、その変化に柔軟に自分を合わせていくことが重要である。ということ。
新型コロナの発生で世界は劇的に変化しました。例えばテレワーク。今やリモートが当たり前ですし、私でいうと今は月に1,2回しか出社していません。会議をはじめとしたコミュニケーション方法など、テレワークにより働き方はガラリと変わりました。このように、今後も未来はいつどのように変化するか分からないよということです。変化が起きたとき、「え、どうしよう」と思考停止するのではなく、「なるほど、次はこういう時代か。じゃあ私はこうしよう!」のように変化に合わせていくということが重要なのでしょう。前者は変化をネガティブに捉えていて、後者はポジティブに捉えています。変化に”わくわく”できるとうまくいくとうことです。
そして ”第4” 。キャリアは結果だけではなくプロセスも重要であるということです。”豊かな成長” と言ってるので、成長過程も豊かで幸せじゃないとダメだよねということでしょう。私も30代半ばになり、やっとこれが実践できるようになってきました。20代は自分を犠牲にしてひたすら仕事をしていた気がします。仕事が楽しい瞬間もあるけれど、圧倒的にしんどい方が長かったです。ただ、自分の未来を信じて頑張っていました。というより、頑張らないとどんな未来になるか不安だったという方が正しいかもしれません。けど今は、今の幸せも大切にできるようになりました。”今を生きる”ということ。
著者のいう、”キャリア目標に到達できるかどうかだけが重要ではなく,そこに至る過程にこそ豊かな成長は存在する”というのは、きっとこういうことなんだと思います。目標を目指すことは大切ですが、今が不幸な状態はダメですね。
突然のコロナにより、テレワークが増えました。この論文では、テレワークのメリットとして、通勤時間がなくなったことがあげられています。
都心に住んでいる方などは特に、2時間くらいかけて通勤してる人もザラにいるのではないかと思います。私の実家は石川県ですが、父親は1時間かけて車で通勤していました。都会は通勤が長いというイメージはありますし、実際そうなのですが、地方も含め日本全国通勤に時間がかかってるのでしょう。そんな環境がコロナ禍で一変し、テレワークにより通勤時間はなくなりました。
著者は、この増えた時間(著者は”ゆとり時間”と表現)で学び直しをしましょうと言っています。この時間を理由もなくスマホを見ながら何となく過ごすのではなく、今後のキャリア形成に活かそうということです。
ただ、学び直しと言っても、何をしていいか分からないですよね。著者は今後のキャリアの方向性を考えるポイントとして、以下6項目を挙げています。これによりやるべきことを明確化しようということです。
1)自分はこれからどうありたいのか,どうしたいのか,何をしたいのか
2)どのような分野や領域の仕事に興味,関心があり,何が好きなのか
3)活かせる能力,経験,強み,売り,専門性,人脈には何があるか(逆に弱点,不足しているもの,改善点は何か)
4)今後働き,生きる上で大切にしたい価値(価値観),軸足を置くもの(こと)は何か
5)自分の役割,責任,使命,周囲から期待されていることは何か
6)以上を整理し,やるべきこと,具体的な行動と計画を書き出す
この6 項目は環境変化に合わせキャリアステージの節目,節目で柔軟に見直し,その都度,新たなものを追加,不要なものを削除し自由に書き換え再設計を行う。大切なことは方向性をある程度仮りにでも見据え,やるべきことを明確化し具体的行動に移し自己啓発を実行に移すことである。
そうだよな、どれも大切だよな、と思いつつ、どれも大きな問いなので難しいと感じます。。何かヒントはないかと調べてみると、著者の別の論文「キャリアカウンセリングはどのように 活用するのか」に、“これらを大きく大別すれば,その個人の1 WANT,2 CAN,3 VALUE,4 MUST を明らかにしていくこと” という記述がありました。
おそらく、以下のように分けられるということでしょう。
WANT:項目1、項目2 CAN:項目3 VALUE:項目4 MUST:項目5
1〜6の質問を考えるのが難しいという方は、この4つで考えてみても良いかもしれません。
ちなみに、“Will-CanーMust” を聞いたことのある方も多いかもしれませんが、この4つも同じようなフレームワークだと思います。”WANT-CAN-VALUE-MUST” の具体的な使い方は見つけられなかったので、やり方のイメージがわかない方は、“Will-CanーMust” でググってみてください。
そして何より重要だと感じたのは、”キャリアステージの節目,節目で柔軟に見直し” という点。私もこれまでに何度か自分のキャリアについて見直しましたが、頻度でいうと年に1回とか。これだと意味がないですよね。数日経ったらもう忘れているのに、1年後にやってもまたゼロスタート。法政大学教授の田中研之輔先生(タナケン先生)は、キャリアの棚卸は2週間に1回くらいやるべきであり、ご自身もやっているとおっしゃっていましたが、まさにそうだと思います。
ということで、改めて怒られるほど超簡単に要約すると、「未来は予測不可能に変化するが、柔軟に合わせていこう!Withコロナ時代に増えたゆとり時間を利用して、学び直しをしよう!」という内容でした。
私はウィズコロナにて増えた時間を利用し、大学院で学んでいます。
「ウィズ・コロナ時代のキャリア形成」(2021)という論文を読んだので紹介します。著者はキャリア心理学研究所代表の宮城まり子先生で、簡単に要約すると、
未来は予測不可能に変化するが、柔軟に合わせていこう!Withコロナ時代に増えたゆとり時間を利用して、学び直しをしよう!
ということが書かれています。
まず、代表的なキャリア理論から、Withコロナ時代に参考になる部分をピックアップし、そこからキャリア形成に役立つことを導き出しています。
取り上げたのは、①クランボルツ ②ジェラット③ハンセン④ホール⑤サビカスの5つの理論。キャリア理論を学んだことのある方であればお馴染みですが、初めて聞くという方でも読み進められるので、無視してもOKです。
そしてこれら5つの理論から以下を導き出しています。
まず不安定で絶えず変化する労働環境の下ではある時期に固定的に人と職業(仕事)をマッチングするかつての伝統的なキャリア理論はすでに成り立たなくなった,第2 にキャリアの発達プロセスは,突然の予期せぬ出来事により分断されることが多くなり,現代は人と職業の関係性は絶えず動的・流動的であり,状況や環境変化により絶えず変化する,第3 にいかに柔軟にその変化に対応できるか,変化に自分を合わせていけるかが個人にとってキャリア上の課題である,第4 にキャリア目標に到達できるかどうかだけが重要ではなく,そこに至る過程にこそ豊かな成長は存在する,
”第2第3” で言っていることはつまり、未来は変化し、それは予測不可能だが、その変化に柔軟に自分を合わせていくことが重要である。ということ。
新型コロナの発生で世界は劇的に変化しました。例えばテレワーク。今やリモートが当たり前ですし、私でいうと今は月に1,2回しか出社していません。会議をはじめとしたコミュニケーション方法など、テレワークにより働き方はガラリと変わりました。このように、今後も未来はいつどのように変化するか分からないよということです。変化が起きたとき、「え、どうしよう」と思考停止するのではなく、「なるほど、次はこういう時代か。じゃあ私はこうしよう!」のように変化に合わせていくということが重要なのでしょう。前者は変化をネガティブに捉えていて、後者はポジティブに捉えています。変化に”わくわく”できるとうまくいくとうことです。
そして ”第4” 。キャリアは結果だけではなくプロセスも重要であるということです。”豊かな成長” と言ってるので、成長過程も豊かで幸せじゃないとダメだよねということでしょう。私も30代半ばになり、やっとこれが実践できるようになってきました。20代は自分を犠牲にしてひたすら仕事をしていた気がします。仕事が楽しい瞬間もあるけれど、圧倒的にしんどい方が長かったです。ただ、自分の未来を信じて頑張っていました。というより、頑張らないとどんな未来になるか不安だったという方が正しいかもしれません。けど今は、今の幸せも大切にできるようになりました。”今を生きる”ということ。
著者のいう、”キャリア目標に到達できるかどうかだけが重要ではなく,そこに至る過程にこそ豊かな成長は存在する”というのは、きっとこういうことなんだと思います。目標を目指すことは大切ですが、今が不幸な状態はダメですね。
突然のコロナにより、テレワークが増えました。この論文では、テレワークのメリットとして、通勤時間がなくなったことがあげられています。
都心に住んでいる方などは特に、2時間くらいかけて通勤してる人もザラにいるのではないかと思います。私の実家は石川県ですが、父親は1時間かけて車で通勤していました。都会は通勤が長いというイメージはありますし、実際そうなのですが、地方も含め日本全国通勤に時間がかかってるのでしょう。そんな環境がコロナ禍で一変し、テレワークにより通勤時間はなくなりました。
著者は、この増えた時間(著者は”ゆとり時間”と表現)で学び直しをしましょうと言っています。この時間を理由もなくスマホを見ながら何となく過ごすのではなく、今後のキャリア形成に活かそうということです。
ただ、学び直しと言っても、何をしていいか分からないですよね。著者は今後のキャリアの方向性を考えるポイントとして、以下6項目を挙げています。これによりやるべきことを明確化しようということです。
1)自分はこれからどうありたいのか,どうしたいのか,何をしたいのか
2)どのような分野や領域の仕事に興味,関心があり,何が好きなのか
3)活かせる能力,経験,強み,売り,専門性,人脈には何があるか(逆に弱点,不足しているもの,改善点は何か)
4)今後働き,生きる上で大切にしたい価値(価値観),軸足を置くもの(こと)は何か
5)自分の役割,責任,使命,周囲から期待されていることは何か
6)以上を整理し,やるべきこと,具体的な行動と計画を書き出す
この6 項目は環境変化に合わせキャリアステージの節目,節目で柔軟に見直し,その都度,新たなものを追加,不要なものを削除し自由に書き換え再設計を行う。大切なことは方向性をある程度仮りにでも見据え,やるべきことを明確化し具体的行動に移し自己啓発を実行に移すことである。
そうだよな、どれも大切だよな、と思いつつ、どれも大きな問いなので難しいと感じます。。何かヒントはないかと調べてみると、著者の別の論文「キャリアカウンセリングはどのように 活用するのか」に、“これらを大きく大別すれば,その個人の1 WANT,2 CAN,3 VALUE,4 MUST を明らかにしていくこと” という記述がありました。
おそらく、以下のように分けられるということでしょう。
WANT:項目1、項目2 CAN:項目3 VALUE:項目4 MUST:項目5
1〜6の質問を考えるのが難しいという方は、この4つで考えてみても良いかもしれません。
ちなみに、“Will-CanーMust” を聞いたことのある方も多いかもしれませんが、この4つも同じようなフレームワークだと思います。”WANT-CAN-VALUE-MUST” の具体的な使い方は見つけられなかったので、やり方のイメージがわかない方は、“Will-CanーMust” でググってみてください。
そして何より重要だと感じたのは、”キャリアステージの節目,節目で柔軟に見直し” という点。私もこれまでに何度か自分のキャリアについて見直しましたが、頻度でいうと年に1回とか。これだと意味がないですよね。数日経ったらもう忘れているのに、1年後にやってもまたゼロスタート。法政大学教授の田中研之輔先生(タナケン先生)は、キャリアの棚卸は2週間に1回くらいやるべきであり、ご自身もやっているとおっしゃっていましたが、まさにそうだと思います。
ということで、改めて怒られるほど超簡単に要約すると、「未来は予測不可能に変化するが、柔軟に合わせていこう!Withコロナ時代に増えたゆとり時間を利用して、学び直しをしよう!」という内容でした。
私はウィズコロナにて増えた時間を利用し、大学院で学んでいます。
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