
RWA(オフチェーンのもの)のイールド、オンチェーン化に注目をしているPlumeチェーンのPlumeチームによるイールドプロトコル。他のチェーンのUpshift, Midasとかのものと結構似ていて、要は管理者=Curatorがいて、代わりに代行管理をして、イールドを還元する形をとっています。
Beraのように自分のチェーンの上に更に自社Dappsを立ち上げているイメージ
よそのVault系との最大な違いは、メインにオフチェーンのイールドを中心にしているところで、Superstate, Wisdom treeのような合法、規制に遵守する伝統金融ともコラボをして、彼らのイールドソースをオンチェーンの人も利用可能にしたことと思います。
RWA yields aren’t tied to market volatility. They stay steady in bull or bear markets, giving users real, uncorrelated returns.
訳:RWAのイールドはマーケットの動向に囚われることなく、ブルでもベアでも安定したリアルイールドをユーザーに提供できます。
Plumeチェーン、Nest自体は2024年の年初からずっとあったものですが、11月4日でNestを一新して再度ローンチをしました。ざっくり見た感じではこのアプデートはUI面、ポイント制度の導入に限定的であり、本当にV1→V2のような新しいデザインにしましたよりはマーケティング気味が強い。

ここの独自ポイント=Plume Nest Point略してPNPがあり、下記の引用通り
・合計1%のPlume トークンの割り当てがあり
・今回がS1 で、来年の3月まで続く予定
・シーズン終了後にPlumeトークンとしてクレームをすることが可能
One percent of total $PLUME supply has been allocated to Season One, which runs through March 2026. Each point carries a guaranteed floor value in $PLUME, anchored by that supply allocation, with additional upside through boosted allocations.

1% のPlume トークンはだいたいどれぐらいの価値かというと、昔のOP superstackのイベントと比べればいいと思いますが、そちらは元々はどれぐらいの割当が決定されているかが明かされていなく、2〜10 M ぐらいのOPトークンと予想されていました。
実際蓋を開けてみたところではドルバリューで1.75Mのトークンを200MのTVLと分け合った形で、APR換算すると15%程度になっています。

つまりこれで見るとPlumeが更に値段が半減をして、150MのFDVになっても、OPとほぼ同じぐらいの額を配布する予定になります。現時点(11月15日)のTVLはまだ低く、50Mぐらいしかないが、将来的に暴騰をする可能性があり、現時点で掘って置くとリアルイールド+APR10%ぐらいが可能で、割と美味しいと思います。

彼らのVaultはMidasと同様、即時流動性+待ち時間つきの流動性があり、最大1週間以上かかるそうです。(ほぼ完全にクリプト特化しているMidasの方であれば、2日営業日でプロセスをしてくれます)

現時点Vaultの引き出しは無料ですが、いつまで継続するかはわかりません。1ヶ月以上入れると普通に気にならない程度ぐらいとは思います。

それぞれのVualtを開いて、ストラテジーを見るとわかる通り、一般人が普通では気軽に参入できないようなプロダクトをオンチェーン利用可能に包装をしたバージョンを提供しています。オフチェーンのもののリスク分析は難しく、私がメインに見ているのは、その資産の担保をしている企業の規模、信頼度です。

彼らのフラッグシップVaultの1つで基本すべてがSuperstateの資産になっています。Superstateは結構大きい企1Bドル級のAUM (管理資金規模)があるものです。
USCCとUSTBに資産をアロケートしています。USTBはただの米国債で過度の説明は要しないと思います。

このnBasisの大半の資金を割り当ててるUSCCがSuperstateの管理、運用をしている資金で、キャリー・トレードをしており、Ethenaとほぼおなじことをやっています。BTC、ETH、SOLの現物所持+Perpショート+一定の資産分散のための米国債実物。年間管理費用0.75%

Nestも他のVault系と同じで、レシートトークンをもらうことができて、それをDefi の中で再利用をすると、貰えられるポイントの数が多くなります→つまり最終的に貰えられるPlume トークンによるイールドブーストの量も多くなります。
Pendle のLP にできるものなら、一層多くのリスクをとって、Pendle のLPに入れた方がよりイールド高くなる見込みで、通常のVaultのレシートを単純所持では2倍のポイントしかないのに対して、管理のめんどくささのない、Pendle LPで10倍のポイント

名前の通り、T-bill(米国債)のもので、Plumeのイールドが上乗せされますので、合計イールドが最大で12〜15%ぐらい達成できます。米国債でこれぐらいのイールドを出せるのは補助金があるところのみです。現時点こちらのマーケットのデフォが1倍のポイントになっているため、予想イールドも他のVault と比べて半減をしています。
ポートフォリオは先程紹介したSuperstateのUSTBの米国債を利用しています。Pendle のマーケットは現時点来ていません。

MorphoのPlumeチェーンでこれを担保にして更に金を借りることが可能。(実質自分の資金にレバをかけているので、仮にDepegをしたならば損をすることになりますが、完全に米国債なので、私の個人観点から見るSuperstate級がDepegはしづらいとは思っています(NFA、仮想通貨は最大全損リスクあり)
https://lite.morpho.org/plume/borrow

彼ら自信がCuratorをやっているところで、倍率、統合もnBasisに続きよく

イールド源もThe RWA的な感じで、米国石油・ガス、会社の非公開融資の利回り(Private credit)などがイールド源になっていて、今日紹介した残りの2つのものと比べて少々リスクの高いものと感じており、特に私はこれらのものは詳しくありません。

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Pendle LPブースト戦略:EQB / Penpie 編
Pendleは $Pendle トークンでLPのイールドをブーストしているのですが、特定のプールにどれぐらいの$Pendleを割り当てるかは、 $vePendle の投票権を持つ人が決定します。そのため、Penpie、Equilibriaのような大量の $vePendleをロックしたところのガバナンストークンの所持者に対して、特定のプールに投票をしてと賄賂をすることで自分のプールのPendle LP APYをブーストすることができ→それに入れたくなる人が増え→TVL上昇する
Pendleで取得したLPポジションは、EQBまたはPenpie上に再度預けることで、追加ブーストを受けてさらに高いリワードを獲得することができます。(彼らが大量の投票権を握っているので、イールドに対して一定の手数料を取る変わりにイールドを底上げしてくれます)
PendleでLP→イールドもう少しだけほしい人向け(めんどくさいことなし、いれるだけ)
手順概要
1. EQB または Penpie にアクセス(実質的な違いがなく、競争相手プロトコル)
2. 該当するLPプールを検索(例:「YU」と入力してYalaのLPを探す)
3. Pendle上で得たLPトークンをそのまま預ける
4. リワードはそれぞれのダッシュボードからクレーム可能:
• EQB: https://equilibria.fi/dashboard
• Penpie: https://www.pendle.magpiexyz.io/dashboard
⚠️追加でEQB、Penpieのコントラクトリスクを負うことになります。私はリスク分散のために両方に入れています。
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