
AIが音楽を作る時代になった。ほんの数秒でビートを作ったり、声を合成したり、ジャンルまで変えられる。便利だし、遊びとして触っていても面白い。でも一方で、「これからミュージシャンは食べていけるの?」という不安も絶対にあるよね。
正直に言えば、AIの進化によって「仕事としての音楽」はますます厳しくなると思う。AIが無料で音を作れるなら、人間が作った楽曲の価値は下がっていく。ストリーミングの単価は既に安いし、これからは、より"速さ"や"効率"が重視されるかもしれない。
そんな時代に、ゆっくり音を作る人は「経済的」には不利でしょ。でも、それでも作る人は作る。それが音楽ってものだから。
昔から音楽を続けている人って「やめられないからやっている」人が多いと思う。睡眠や仕事の合間に曲を作って、誰にも聞かれなくても満足できちゃう。そういう人はどんなにAIが台頭してこようと、結局作り続けることには変わらない。AIはライバルというより、むしろ「助手」のようなもの。アイデアをくれたり、刺激をくれたり、ね。
音楽家の中にも「AIがあるから、逆にもっと自由に創作できちゃう」と感じる人もいるはず。
お金だけを目的にすると、きっとどんな仕事でも苦しくなる。でも「好きだからやる」「必要とされなくても作っちゃう」と思える人は、それだけで強い。というか、無敵。
AIの時代だからこそ、音楽制作は「心の癒し」に戻っていく気がする。誰かに届かなくても、自分の中にある音をちゃんと表現さえしていれば、それはもうそれだけで立派なミュージシャンだということだ。
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