2020年に発表された観察研究によると、インフルエンザの入院患者において、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)の使用は、集中治療室(ICU)入室のリスクは多くなる傾向がみられました。研究の概要参加者デンマークの40歳以上のインフルエンザ感染患者7,747人(2010年~2018年)PCRまたは抗原検査でインフルエンザ陽性と確認介入入院60日以内にNSAID処方比較NSAIDを使用していないアウトカム主要アウトカム: ICU入室および30日以内の死亡副次アウトカム: 細菌性肺炎患者の胸膜肺合併症(膿胸・肺膿瘍)研究デザインデンマーク全国データを用いた後ろ向きコホート研究。傾向スコアマッチングを実施。結果NSAID使用者(520人)と非使用者(7,227人)を比較した結果:ICU入室:未調整リスク比(RR): 1.51(95%CI, 1.26-1.81)傾向スコアマッチ後RR: 1.25(95%CI, 0.95-1.63)長期NSAID使用: RR 1.90(95%CI, 1.19-3.06)30日以内の死亡:未調整RR: 0.91(95%CI, 0.66-1.26)傾向スコアマッチ...