ビートメイカーとして活動していると、「売れるためにはジャンルを絞るべき?」なんて悩むこと、あると思う。 「トラップ一本でいくべきか」「ローファイ専門になるべきか」…みたいな。 でも、長く楽しく続けるために本当に大事なのは、ジャンルよりも「あなたっぽい音」なのだ。 今回は、ジャンルという「枠」よりも、自分の「スタイル(好き)」を大事にする考え方について書いてみる。「この人の音だ!」ってわかるのが一番強いアーティストやリスナーが本当に求めているのは、細かいジャンル分けじゃなくて「その人が作る音の世界観」だったりする。 例えば「トラップを作る人」と名乗るより、「ダークでベースが太くて、リバーブが深いビートを作る人」のほうが、「あ、その雰囲気が欲しい!」ってならない? その「自分のスタイル」さえあれば、トラップでもR&Bでも、どんなジャンルを作っても「あなたの音」になるわけだから。雰囲気=「質感」のこだわり「雰囲気」というとフワッとしているけれど、実はこれ、かなり具体的な機材やプラグインの使い方の話でもある。毎回お気に入りのバスコンプを通すテープシミュレーターでザラつかせるEQでハイを少...